昨日珍しくリュビモフから長い音声メッセージが残されていた。グヴァイドゥーリナの死に衝撃を受けた様子で精神的に憔悴しきっている様子であった。
その内容はまた続きのtweetでお知らせしますが、今ここで書きたいことはリュビモフがとうとう今回の来日を最後のコンサートとすると言い切った事だ。オオカミ少年ではないが、戦争前に一度引退宣言し、さよならと言ったものの、戦争が始まり、「物申す」リュビモフは自分が出来ることをしなければ今後悔すると、再び前線復帰でコンサートでシルヴェストロふやペルト等で彼なりの方法で反戦を唱え続けた。何度か官権に連行されたこともあり心配させられたが、リュビモフは信念の人としての姿勢を崩さなかった。
ここ10年近く眼の病で悩まされたリュビモフは、引退を決心したのである。ワンおばちゃんとしてはやれることは何でもやりたいと思った。関西に大変世界的な眼科の名医がおられる事が判り、兼ねてから存じ上げていたドクターが診察を受けられる様に取り計らって下さった。今回の来日が可能になったのはこの紹介の労を取り殆ど取れないアポイントメントを取り付けて下さったドクターのおかげである。ワンおばちゃんはリュビモフのコンサートにご招待を差し上げたいと申し出ると頑なにご辞退され「こういうものは買わせて頂きます」と静かに述べられた。一人の偉大なる音楽家と長年ヨーロッパと日本で長い間、共に仕事をさせてもらえたことはワンおばちゃんの最大の宝であり、この喜びを一人でも多くの方に最後の生の演奏を共有したいと思います他に書きたいことはいっぱいありますが、今日は胸がいっぱいでここまでしか書きませんが、少し経ったら続きを書きます。