OperaWireに書いてあったんですが、オーストリア政府の発表によれば7月1日をもってイベントの入場制限は撤廃、夜間外出禁止も撤廃、さらには公演中のマスク着用義務も撤廃されるそうです。すげえ。調べてみますとオーストリアのワクチン接種率はいまんところ20%程度なんだが大丈夫か。
オーストリアでは5月19日からバーやレストランが再開されていて、屋内のイベントは1500人もしくは定員の50%以下いずれかの少ない方が適用されていたんですが、いよいよそれが撤廃されるということです。
つ、つ、ついに、クラシック音楽に平穏が戻ってくるのか。いや、戻ってくるかどうかはわからない、とまだ今のところは言わざるを得ないわけですが、戻って来ることを信じての大きなるステップが踏み出されようとしている!ウラー!!
だってね、はっきりいって50%の入場制限で黒字化出来る公演なんてほぼないのよ。100%でないとあかんのよ。
ウラー!!インスブルック国際古楽音楽祭が開催されるのは7月13日から8月29日まで。ウラー!!シューベルティアーデ音楽祭は8月21日から29日までと、9月30日から10月5日まで。
なお、シューベルティアーデのウェブサイトによりますと、入場するにはワクチンを接種している必要があります。そうだ、安全第一だ。より細かく言うと、
●1回目のワクチン接種から22日以上が経過している
●すでにコロナに感染したが回復した(6ヶ月以内)
●72時間以内のPCR検査陰性
●48時間以内の抗原検査陰性
これらのうち一つでも証明できればよい。演奏中はマスクを外してもよいそうですが、これはクラシック音楽のコンサートにおいては会話や絶叫などが基本的にないと言うこととも関係があるでしょう。
じゃあブラボーメンはどうすればええんや。「ブラボー叫びたい人はマスクして下さい」ですかね。あるいはしばらくはブラボーは禁止か。守ってくれるかな。ブラボーの大合唱は気持ちええからなー。早くブラボー隊、復活しないかな(ブラボー叫んだことがほとんどない人が言うなって感じですが)。