1910年に創設されたアメリカ西海岸、カリフォルニアのオーケストラ、サンディエゴ交響楽団に新しいコンサートホールが完成しました!バーン!おめでとうおめでとう!!
そのコンサートホールっちゅうのがですね、完全にオープンエアー、屋外仕様だというからすごいですやんか。まじか。まじや。
これまでサンディエゴ交響楽団はコプリ―シンフォニーホールっていうところを拠点にしてたが、どうやらこれからはこの野外ホールを拠点にするっぽいすよ(どうもそんな感じっぽいんですよ。間違ってたらすいません)。やばいな。そんなオケほかにあるか。世界中さがしてもないやろ。
調べてみたところサンディエゴって夏だって最高気温が25度ぐらいで最低気温が19度ぐらいと、全然暑くないってかむしろ超快適。一方の冬も、最高18度ぐらい、夜も10度ぐらいはあるらしくて、めちゃくちゃマイルド。サンディエゴって暑苦しそうな名前してるくせに、なかなかやるやん(勝手なイメージで語るやつ)。
東京オリンピックの気候をマイルドと表現するんならサンディエゴの気候はなんて表現したらいいんだい?ウルトラスーパーパーフェクトか?ほんと、こういうところに住んでみたい。日本ではこういうところはありませんね。釧路が涼しいっていうイメージありますけど、冬は激寒でしょう?年間通じてこんなマイルドならもう自分も毎日マイルドしちゃう。
しかもサンディエゴは雨もほとんど降らないんだって。特に夏はほぼまったく降らないって書いてある。夏高温&冬激寒で雨量もすごい日本ではこういうホールは無理なんで真似しちゃ絶対ダメですよ。アメリカだって、ニューヨークみたいなところではぜったいに出来ない。地の利を活かしたローカル万歳のホールなんであります。
で、レイディ・シェルと名付けられたこのホールは舞台が完璧に「貝殻」。8500万ドル(93億円ぐらい)を費やして建設され先週の金曜にいよいよ完成してお披露目があったそうで、出演はもちろんサンディエゴ交響楽団とその指揮者ラファエル・パイヤーレ。ソリストにジャン=イヴ・ティボーデとアリサ・ワイラーシュタイン。
ワイラーシュタインはパイヤーレの妻、って紹介がされてて、まじか、このふたり夫婦なんや、知らんかった。夫婦で出演っていうのはクラシック音楽の世界ではよくあることなんですが、適当に書いてますが、利益相反取引になったりはしないんですかね。
それにしても最大1万人入るとか、テーブルのあるお座席があるとか(もちろん飲食可能。シェフもいるよ。飲食物の持ち込みはごめん、ダメだよ!)、いかにもアメリカンなエンターテイメント感がばりばりっすね。年間100公演を予定しているそうです。クラシック音楽のコンサートホールは写真撮ったらなんやら、とか、お飲み物はだめ、絶対!とかいろいろ制限が多くていけない。こうやって楽しむのも一つの方策ですよ。
あとオープンエアーですと気になるのは音響ですが、さすがにそこは見劣りってか聴き劣りがすると言わざるを得ないのかもしれませんが、音響の技術も向上して、屋内ホールで屋内ホールと同じような音響効果が出せるようになってたとしたら、コロナにも優しい、最高のホールがでけたと言わざるを得ない(たぶんそこまでは行ってないと思いますけど、行ってほしいなと思います)。