ヴァイオリンの歴史、ヴァイオリン教育の歴史はどこまで遡れるかというと、だいたいコレッリぐらいなんですよね。コレッリがヴァイオリンの技巧を確立したとか「世界初の偉大なヴァイオリニスト」とかなんとかいいますやんか。1653年うまれ。近松門左衛門と同い年やぞ!ほげーっ!(よく解っていないがとりあえず驚いた)
で、そのコレッリぐらいから現代に至る系譜というか、家系図と言うか、著名なヴァイオリニスト307人の関係図を「教えた」「影響を与えた」という線でつないでいったポスターが爆誕した、と。大きい画像は下のURLから見てきてください。
https://spark.adobe.com/page/owbwJyfWX77JA/
国別っていうか流派別に色分けもされているので、なんとなく世界のヴァイオリンの歴史も学べる。ただし完璧に全ての関係性を描くことは出来ないので(当然といえば当然)そこは許してちょんまげ。あと基本的にヴァイオリニストの名前と矢印の集合体なんで、ある程度以上ヴァイオリニストの知識が頭に入っている人向けか。
たくさん教えているのはアウアー、フバイ、フレッシュ、ガラミアン、ディレイあたりで、ふむふむ、わかる、わかるわー。ヨアヒムからもいろいろ伸びていってますなー。コレッリからミドリまでは、つながるんだろうか・・・・。ってこれヴァイオリンのレッスン室の外で待っている時に貼ってあったら時間待ちしながら勉強できますね。
下に行くほど現代に近づいて行くわけで、一番下は若手有力ヴァイオリニストということになりましょうか。一番下は誰やねんと思ったらヴィルデ・フラング(1986- )っぽい。セルゲイ・ドガ―ジン(1988- )の方が上にあるっぽいんだけどどうしてか。教え始めた時期が早いからとかか(そもそも教えているのか)。あと右下には五嶋龍の名前があって、お姉さんの名前もその上にある。日本人は2人かな?
46ユーロで販売して欲しい、連絡先はここ、と製作者のサイト(上記URLの上の方)に書かれているので、おひとついかがです。でもこの書き方だと個人への1枚ずつの販売はしないのかも。1枚ずつの発送作業とかの事務作業に割く時間がないのではないかとも思われる。
46ユーロといったらおよそ6000円。ちょっと高いけど、バルミューダの家電を買うより安いし頭の体操になるかも。