サー・ゲオルグ・ショルティの名前は20世紀音楽史において燦然と輝く巨大な存在であります。何と言ってもその癇癪の爆発・・・・いえ、ザ・リングであります。クナッパーツブッシュが断ったからお鉢巡り。
ショルティがおなくなりになって23年目となっておりますが、アメリカにショルティ財団っちゅうのがありましてですね、若い指揮者をせっせと応援しているのですよ。アメリカだから、ジョージ・ショルティね。ジョージ。
未亡人であり、BBCのキャスターであったところを見初められましたレディー・ショルティことショルティ夫人が名誉総裁を務めるショルティ財団です。ショルティ大先生はシカゴで長年活躍したもんね、この財団の住所ももちろんシカゴだよ。イリノイ州シカゴ、シャーマン・アベニュー1555番地。
で、その混濁ティング・アワード、間違えた、コンダクティング・アワードすなわち指揮者賞っての?その2020が発表されたそうです。財団はショルティ死後3年たった2000年につくられ、ここんとこは毎年、38才以下のアメリカの指揮者に対して贈られる賞です。見に行ってきます。・・・・帰ってきましたゼハーゼハー。なるほどな(何もわかっていない)。
今年の受賞者、賞金3万ドルを獲得したのはぁあああ、、、、ドルルルルルルルルルr(ドラムロールのつもりでお読み下さい)。
Aram Demirjian、33才いぃぃぃいい!!なるほど。読み方、わからないね。アラムっていう名前から類推するにアルメニア系かな。アラム・デミルジャンとか読むんだと思いますよきっと。名字の最後がジャンだからトルコ系の可能性もあるのかな。あ、ちゃんとニュースを読んでいくとアルメニア系だと書かれていました。ノックスビル交響楽団をよく振っているそうです。今後フィラデルフィア、インディアナポリス、デトロイト、ヒューストンなんかでも振るんだってさ。
賞金はさらなる勉学のため、語学勉強のため、スコア購入のため、旅行のために使えます。と書かれていまして、指揮者に求められる要素がここに含まれております。スコア購入よりも先に、語学勉強が来ていることにご注目下さい。
指揮者は、とりわけ国際的に活躍する指揮者は、いろいろな国のオーケストラと対等に(対等なんてありえないという現実はとりあえず横においとくとして、)渡り歩く必要もあり、いろんな言葉が話せるというのはかなり重要なファクターであります。(小澤征爾氏みたいに言葉が喋れなくたってなんとかなる!!というあまりにも巨大な才能は除きます。)
ちなみに過去の入賞者リストはこのとおりでございます。皆さんいったい何人ぐらい言い当てられますか。
Yaniv Dinur
Roderick Cox
Christopher Allen
Karina Canellakis
Vladimir Kulenovic
Cristian Macelaru
James Feddeck
Case Scaglione
Erik Nielsen
Anthony Barrese
ほおほお、ふむふむ、わかるわかる(あんまりわかっていない)