パリから英国に戻った指揮者のジョン・エリオット・ガーディナーがコロナ陽性で隔離中だそうです。「ひどい風邪の症状以外はない」と書いてあるけど、ひどい風邪ってけっこうしんどいんじゃないでしょうか。1943年生まれのことし77歳、喜寿です。軽症に分類されるのかもしれませんけれど、早い回復をお祈りいたします。
https://slippedisc.com/2020/10/british-conductor-catches-covid-in-paris/
ガーディナーって確か長い間日本に来ていませんね。前の職場である時ふと「ガーディナー呼べないかな」なんて無茶を考えたことがありましたが、いろいろ調べていくうちに、あーこれはちょっと無理そうだなという感触を得たので、やめましょうやめましょうとわりとすぐ断念したことがあります。無茶しやがって、自分。
若い人を呼ぶのは難しくないんですが、やはり有名どころ、一流どころをよぼうとなるといろいろとハードルは上げる。ぐぐぐのぐと上がりますよね。いや、若い人でも無理なこともあるので、画一的に考えるのはよくないのですが、それでも資金面、スケジュール面など超えるべきハードルはさまざまあって、有名になればなるほどハードルは増えます。
ところでヨーロッパ各国の感染状況、よくないですね。イタリアの歌劇場、コンサートホールは11月24日までの1ヶ月閉鎖が決まりました。スカラ座も閉まる。
https://operawire.com/italy-shuts-down-opera-houses-theatres-concert-halls/
ベルギー、ブリュッセルも11月19日まで総ての文化イベントが禁止。私が留学中に通いまくったボザールもモネ劇場も上演を中止。
https://operawire.com/la-monnaie-shuts-down-amid-record-covid-19-cases-in-brussels/
https://www.bozar.be/en
寒くなってきてやばい感じがガンガン上昇している。オーストリアもかなり来ているようですが「毎日やってる」が売りのウィーン国立歌劇場はまだまだ絶賛上演中で、マスク着用が義務化された程度。
https://operawire.com/wiener-staatsoper-makes-masks-mandatory-during-performances/