音楽学校というか、パフォーミングアーツなので音楽と演劇そしてダンスが含まれると思うんですが、パフォーミングアーツを学ぶにあたり世界の大学ランキングが知りたいという方、おられるでしょう。学ぶ側の人ではなくとも、知りたいという方もおられるでしょう。
大丈夫、安心して。QS世界大学ランキングがあるじゃない。・・・ってなんのこっちゃ、ですよね。はい。イギリスの大学評価期間クアクアレリ・シモンズ(略してQS)が毎年発表している不大学ランキング。詳しいことはWikipediaまでどうぞ。そのパフォーミングアーツ部門が発表されている(されていた?)とかなんとかで、とりあえず2021年のパフォーミングアーツ部門の結果が出とるわ、ということらしいんで見てみた。
ランキングは、いわゆる大学の学術的な評判、就職の状況、教員と学生の比率、教員の研究量、国際的な教員、学生の比率なんかで決められるのだそうです。というわけで映えある2021年の世界第1位はどこだ?それはずばり、
ジュリアード音楽院
でありました。あーなるほど。正式名称はザ・ジュリアード・スクール。2018年から4年連続で1位。2位だったらダメなんですか。ダメなんです。うそです。2位はどこかというと、英国の王立音楽大学となっております。そして三位が王立スコットランド音楽院。まじですか。ウィーンとかベルリンとかじゃなくて、グラスゴーなの。不思議だ。
いちおう50位までランキングがつけられているんで、そこまで見てみたいという方はこちらの記事を読むか、
公式サイトにまで行ってきてください↓
https://www.topuniversities.com/university-rankings/university-subject-rankings/2021/performing-arts
それでは1位から10位まで。
1 The Juilliard School
2 Royal College of Music
3 Royal Conservatoire of Scotland
4 Royal Academy of Music
5 Conservatoire national supérieur de musique et de danse en Paris
6 New York University
7 Universität für Musik und darstellende Kunst Wien
8 Norwegian Academy of Music
9 Sibelius Academy, University of the Arts Helsinki
10 Hong Kong Academy for Performing Arts
ロンドンには王立音楽大学と王立音楽院とがあって、それぞれ「ロイヤル・カレッジ」(・オブ・ミュージック)、「ロイヤル・アカデミー」(・オブ・ミュージック)とも言うので気をつけてね!まちがいやすいからね!違いをどうやって覚えるかというと、暗記パンを使うといいよ!
50番目までに日本の学校がないのは残念です。ここに食い込んで行って、さらに順位が上がっていくと嬉しいです。これの順位を上げるために頑張るというのは本末転倒ですが、結果として上がった、ということであればそれはそれで悪いことではないかなと思います。
ちなみに全大学のトップはどこかというと、マサチューセッツ工科大学でした。10年ぐらいずっと1位。2位がスタンフォード、3位がハーバード。私が子供の頃はハーバード大学が世界一だと思っていたんですけど、今はスタンフォードなんですね。とはいえハーバードの価値が低いというわけではもちろんありません。私なんかきっと受験資格すらもらえないでしょう(パーマンの魔土博士はハーバード大学を優秀な成績で中退しているというから、凄まじい秀才なのだ)。
ちなみに東京大学が24位、京都大学が38位、東京工業大学が56位、となっていました。