ソースがフランス語ばかりなので不正確だったらお詫びをいたしますが、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭(フランス、ナント)のGMが突如として辞任しました。
音楽祭の顔として知られるあの有名なルネ・マルタンではなく、2016年より音楽祭のゼネラル・マネージャーを努めていたジョエル・ケリヴァン氏(またしても読めない。Kerivinと綴ります。この方は女性の権利を擁護するための組織にも関わっていたとあります)が3月12日付けで辞任。理由は不正会計。
2019年の決算に不正があったことが今年の1月末に明らかになった。具体的には、彼女の報酬、前払いされた交際費関連のお金が実際の費用を大幅に上回っていることが指摘されたとのことのようです。
市からこのニュースを知らされ「非常に驚いた」としつつも、これは個人の行動の問題であり、フォル・ジュルネ開催には影響はない、全く問題ない、とルネ・マルタンは語ったそうです。またマルタンによると、フォル・ジュルネ・ナントはナント市が運営(委託かな?)するSAEMという組織と、自分自身のCREAという2つの異なる組織によって運営されており、自分はSAEMの予算や給与などに一切関わっていないし知らない。
数日中に臨時の取締役会が開催され、SAEMは後任を任命することになるそうです。
4月に延期での開催が予定されているものの、コロナでどうなるか微妙なところにこういう不正が明るみになり、関係者は落胆しているのではないかと想像いたします。
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