オランダ歌劇場合唱団の芸術監督を7シーズンにわたって務め、そして来月からパリ・オペラ座の合唱指揮者に就任が決まっている台湾出身の合唱指揮者ウー・チンリェン氏ですが↓
彼女のため特別に企画されたさよならコンサートがアムステルダム屈指の名ホール、コンセルトヘボウの大ホールで開催されます。
コロナにつき無観客で行われ、配信のみでみることが出来るということですが、チケットは販売中で、そのお値段は一人で見るなら12.5ユーロ(1600円ぐらい)、家族と見るなら17.5ユーロ(2300円ぐらい)となっていて、読んでみた感じたぶん後者の方は「もう一つ別のデバイスでも見ることが出来る」というものではないかと思います。つまり、パパは書斎でパソコンで、ママは居間でタブレットで、というような仕組みではないか。いや、家族なんだから一緒に見ろよ!とか思うのは、きみっ、それはあんたの価値観が古いんだよっ!!!(勢いだけで深く考えずに書いています)
演奏されるのはブラームスの《ドイツ・レクイエム》約70分。コロナにつき原曲のオーケストラ版ではなく、ピアノ2台とティンパニによる縮小編成版だそうです(おそらくですがハインリヒ・ポースという人の手による編曲版かなと)。
4月22日(木)午後8時30分開演から。これはオランダ時間なので日本時間にすると23日金曜の午前3時30分からということになります。サマータイムなんで1時間早くなっているから、気をつけてね!!ヨーロッパのサマータイムはどうやら今年で終わりみたいなんで、最後のサマータイムをエンジョイしてね!!あと、コンセルトヘボウって「コンサートホール」っていう意味のオランダ語だからね!
公演詳細とチケットは以下からどうぞ:
https://operaballet.nl/en/opera/2020-2021/show/ein-deutsches-requiem
このコンサート、オランダ国立歌劇場とアムステルダム・コンセルトヘボウがライブ・ストリーミングで初めてタッグを組んで催されるという、彼女のため特別に企画されたフェアウェル・コンサートということですので、その功績が絶大であり、同合唱団から氏が高く高く評価されているのだろうということは想像に難くなく、目頭が熱くなるようだ!!
ウー・チンリェン氏の、パリでのさらなるご活躍をお祈りいたします。