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それいけググニン!さあいけコパチェフスキー!

皆さん寝不足していますか!ついさきほど、チャイコフスキー国際コンクールの第一次予選を通過し第二次に進む人たちの名前が選出されました。

公式サイトにはこれを書いている時点ではまだ発表されていませんが、映像を配信しているmedici.tvに出ていました。この名前です。

Konstantin Emelyanov (Russia)
Dmitry Shishkin (Russia)
An Tianxu (China)
Andrey Gugnin (Russia)
Alexander Gadjiev (Italy)
Alexey Melnikov (Russia)
Philipp Kopachevsky (Russia)
Alexandre Kantorow (France)
Arseniy Tarasevich-Nikolaev (Russia)
Mao Fujita (Japan)
Kenneth Broberg (United States of America)
Sara Daneshpour (United States of America)
Anna Geniushene (Russia)
Do-Hyun Kim (South Korea)

https://tch16.medici.tv/en/news/piano-first-round-results/

見てないという方は↑のリンクからオンデマンドで映像を見られるので、見てくださいね。

ここから何が見えてくるか。そう、ググニンとコパチェフスキーの名前が残っているということですね!!ギャヒー!ググニンがんばれコパチェフスキー行け行け!

ググニンについては、われわれMCSがドライラン、ということでコンクール直前コンサートを広島渋谷で開催しました。そのときは、果たしてどうなることかとはらはらしたのですが、こうして一次を突破してきた。素晴らしい。コンクールに向けて精度を上げてきました。そして一発勝負に強いメンタルも、さすがだ。

コパチェフスキーについてはヤマハを弾いての突破なので日本人としてそういう意味でも嬉しいですね。コパチェフスキーって、英語での情報も少なくて、マリインスキーのサイトとかでしかなかなか情報が入ってこないんですよね。それをワンおばちゃんに聞いたことがあるんですよ。どうしてコパチェフスキーはウェブサイトも持っていないのか、と。

そうしたら帰ってきた答えが面白かったですね。コパチェフスキーはロシアですでにかなり高く評価されていて、わざわざウェブサイトを作ってプロモーションしなくてもどんどん演奏の依頼が来る。だから別に必要ないのよ。と。なるほど。

日本人唯一の参加者である藤田真央さんも残っていますよ。武蔵野市民文化会館でリサイタルを弾いてもらったとき、その素晴らしさに私は驚きましてご家族に「日本一は当たり前だ。世界のトップサーキットに入り込むように頑張って下さい」といった内容のことをつい言ってしまったのですが(偉そうにすいません)、スタンディングオベーションの大喝采を受けている姿を拝見して、熱いものがこみ上げてきました。

さあチャイコフスキー国際はこれからまだまだ盛り上がっていくでしょう。次はググニンとコパチェフスキーがファイナルに残ることを期待して!そして参加者全てが実力の120%を発揮することを願って!ゴーゴー!アレアレ!!

アレアレと言っても困惑しているわけではなくフランス語で応援しているのです。念のため。

というわけで私達は今日これから群馬県に行ってきますね。23歳の超絶ヴィオラ奏者ティモシー・リダウト君と、ベンジャミン・フリスのデュオリサイタルは高崎市のアトリエ・ミストラルで今夜19時から開催!みなさまお越しくださいね!↓

https://atelier-mistral.jimdo.com/