数日前から話題になっているあの楽器、それがオクトバス。オクトというのは8という数字を現していて、ダブルベースには倍低いという意味があるから、オクトバスは8倍低いっていう意味か。2倍に対して8倍ね。2の3乗です。
・・・さん・・・・みなさん・・・・、知・・・・っていますか・・・・・コピー用紙は42回折り曲げたら、月に届くんですよ・・・・。ギネス記録は確か13回ですよ・・・・4kmの紙を13回折り曲げたのが確かギネス記録ですよ・・・・。
だからさあ、8倍低いとか言われてもピンとこないわけ、わかる?(半ギレ)たぶんサイズ的にチェロの8倍の大きさがあるとかそういう意味でしょきっと(ブチギレ)
それと、ある調律師の方から聞いたように記憶しているんですが、ある一定より低い音は人間は聞き分けられなくて、ピアノの最低音界隈も人間は「こんぐらいの音だろ」という想像で聞いているんだそうですよ。本当か。だとしたら人間すげえわ。低い音もわかるよっていう人もいましたけど、そういう人たちの耳がどうなってるのか、教えてほしい。本当に。ぞうさんやくじらさんは人間より低い音を聞き分けられるのか教えてほしい。誰か偉い学者さんがきっと調べているに違いない。
おっ、ちょっと検索してみたら出てきましたよ。
低周波音- 低い音の知られざる世界
こんど読んでみよう。
さて、オクトバスですが。
どうやらこの楽器はヴァイオリン製作家としてめちゃ有名なフランス人ヴィヨームが、ベルリオーズと共同で開発したらしい。高さ約3.5m、重さ100kg。弦は3本しかない。
ベルリオーズと言えば音響の魔術師で、200人とか500人サイズの超巨大編成の作品を量産したとんでもない変態(褒めています)ですから、ベルリオーズが関わっていると聞いてむしろ安心した。こういうのはそういう変態(褒めています)ならではですよね。ショパンが開発したとかだったら仰天するけどさ。
wikiを読むと、「人間は20hz以下聞き取れないので倍音で聞いてる」って書いてある!!うっひょーそうなんか、倍音さんサンキュー!!
どうやって演奏するのかというと、楽器の脇に突き出ているバーをプレスするのだ。言ってみたらカリヨンみたいなもんか(ますますわからなくなる例えで申し訳ありません。カリヨンってこういうのです)。あと足元にもペダルがあるって書いてある。
というわけで実際の音をお聞き下さい。ボーボー言ってて何がなんやらさっぱりわからんから。フォーレ《夢のあとに》:
ヴィヴラートやグリッサンドは出来ないとあるが、そのうち不可能を可能にする天才オクトバス奏者が現れる事を私は確信している。