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朗報:ナントのフォルジュルネ(来年1月末)、チケットが爆売れ

ナントのフォルジュルネ(http://www.follejournee.fr/)は1月26日から30日まで5日間開催予定。チケットの発売は今日から4日前、12月11日だったのですが、なんと!!(←言ったらあかんやつ)「爆裂に売れている」という素晴らしい情報。

発売初日の午前中で3分の2のコンサートが完売したそうで、むしろ意味不明と言っていいほどの売れ行き。チケット販売率は73%に到達していると。すごいすごい。来年は全210公演を予定していると書いてあり、これっていつもの数に近いんじゃないですか(今年は24公演しかしていないので、今年に比べ公演数は9倍近くになる)。ただし客席数の制限をしているようで、追加販売も今後ありうる、と書いてあるので、満席というわけではなさそうだ。とはいえ「滑り出しは非常に好調」ということには間違いがなく、とてもいいことでございます。皆様の消費マインドが上がっているのは本当に素晴らしい、ただただ素晴らしい。

https://www.diapasonmag.fr/rendez-vous/folle-journee-de-nantes-ouvetrure-de-la-billeterie-le-11-decembre-14223.html

しかも驚くべきことに?テーマがシューベルト。シューベルトって地味なイメージがあるけれど、売れるんですかね。あまり深く考えたことがなかったんですけど、1997年、2008年に次いで3回目のシューベルトなんで、たぶん売れるんでしょう。

シューベルトなら歌曲全曲マラソンコンサートどうでしょう。シューベルトの歌曲全集のCDはハイペリオンから出ていて、CD37枚。わずか40時間超だそうです。であればフォルジュルネ5日間の中に十分収まりますよね。1日あたりたったの8時間で済む。目玉企画としてやるべきではないか。真面目に。やったらかなり話題になると思う。歌手は10人ぐらいに頼む、と。もしかしてすでにやってたらすいません。いや、むしろやってるのかも。オペラ的作品全曲とか、未完作品シリーズ、とかもありかも(誰が聴くんや)。

なお、ルネ・マルタンのコメントによれば、国境が閉じるリスクがあるため、フランス人演奏家のブッキング率が高いのだそうです。やっぱね。

来年は東京でもフォルジュルネが開催されるといいですね。