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目だけで演奏できる楽器、アイハープ

誰だって音楽は好き。歌うことが好き。誰もが音楽を創作したいと思うわけではないけれど、身体が自由に動かせない人だって音楽を作りたいって思うこと、ありますよね。

英国アーツ・カウンシルの調査によれば音楽業界でプロフェッショナル働く人たちのうち、自分が障碍者であると認識している人の割合は1%だそうです。英国全体では19%なので、わずかに19分の1。なるほど。

とはいえ音楽を演奏するというのは特殊な技能なので、数字だけを見るのはよくないと思いますものの、身体が麻痺して動かせない方々だって音楽の製作に携われたら楽しいよね。そんな楽器が開発されたというニュース、ってか調べてみたら10年以上前からあるみたい。そして日本にもこういうソフトが既にあるのかもしれません。

目で音を指定して音楽を演奏する「アイ・ハープ」EyeHarp

https://eyeharp.org/

https://www.classicfm.com/music-news/accessible-instruments-disabled-musicians/

このソフト製作のきっかけは、開発者の友人の音楽家がバイクで大事故に遭い、二度と楽器を演奏できないかもしれないという状態になったこと。

さまざまな理由により楽器を手にすることが出来な人のために設計されており、演奏に必要なのはソフトウェア、それから視線を追いかけるアイトラッカー。このソフトをインストールすると円グラフのようなイラストが表示される。それを視線で操作して音楽をつくる。

無料の30日トライアルもあるので、ご興味の有る方は一度試してみてはどうでしょう。

音楽は人を笑顔にしてくれる。