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ポストコンサートトーク決定のお知らせ

本日も一日が始まりました!暑い、いや、熱い。熱い熱い!!暑いのは嫌いです。寒いのも嫌いです。好きなのはちょうどいい天気です。

ウストヴォリスカヤの夜は、刻々と近づいております。みなさまも指折りかぞえ、もういくつ寝ると、おウストヴォリスカヤ、とか鼻歌を歌っておられるに違いありません。

そんなお茶の間の皆様、いかがお過ごしでしょうか。このコンサートについて知るまで、ウストヴォリスカヤのことを、そもそもそのお名前を知らなかった、っていう方もおられることでしょう。

ウストヴォリスカヤはなぞのヴェールに包まれた秘密倶楽部の作曲家なのである・・・・。しかしながら、秘密は秘密のままでいるのはなんとももったいない。知的好奇心が旺盛な日本の我々は、ガンガンその秘密を暴いていきたい。そのように思っております。

しかし個人で調べたりするのには、時間的にも体力的にも、限界がある。そこで、ポストコンサートトークなのだ。・・・・えっ!?(後に続く)

(ここからしばし独り言)・・・・思いを馳せてみれば、日本人は、人に尋ねるという行為との相性があんましよくありません。どういうことか。欧米人とか、とりわけラテン系の人たちとかはけっこう気軽に「あれってどういうことなんだっけか」などと聞いてきます。自分もブリュッセルに住んでた頃、よくベルギー人とかアラブ人とかに道を尋ねられたものだよ・・・・。いや、私どうみてもアジア人でしょ、道知ってなさそうでしょ?でもおかまいなし。ヨーヨー!ルー・ジュルダンはどこだ?などと聞かれたものだよ・・・。ああ懐かしのルイーズ・・・。

さてしばし思い出にふけりました。それに対して日本では、聴くことが罪、と思われているフシがあるのではありますまいか。寿司の職人になるには何年かかるとか、話題になりましたよね。不肖わたしも、昔ある職場で、どこどこのホールはどう行くのがいいのでございましょうか、と先輩に質問したところ、自分で調べろよ!と苛立った声とともに返事が返って来て、衝撃を受けました。

そうなんだ、きいちゃいけないんだ・・・。

そう、おおもとは、スポ根なのではありますまいか。「教わるのではなく盗め」「ググれカス。」これらの言葉の持つ、もっとも消極的な意味合いが強調されているのではございませんか。これは、非効率的という言葉へと容易に直結するのではないかと思うのですが間違っていますでしょうか。いやはや、自戒を込めて。~さらば昴よ~。

でもね、自分のその時の経験がどうこうと言うわけではないんだけど(←結構気にしている)、その道の、ものすごくよくわかった人から直接教えてもらう、話を聞くっていうのはすごくいいことだと思うのですよ。回り道とかしなくてすむし、最短距離で知ることが出来るから。

(以上、独り言おわり。気を取り直して以下また続きをお読みください)

アレクセイ・リュビモフは、10月2日のウストヴォリスカヤの夕べコンサートののち、ポストコンサートトークを実施いたします(終演後一息ついてから。20-30分程度の長さのトークを予定)。トークは、ロシア音楽のスペシャリストであります音楽批評の高久曉氏との対談という形で実施いたします。レアな話が聞けちゃうかもしれないよ。ていうか最初から最後までレアな話しかないかもよも・・・?それに加え、もしかして万が一、ひょっとすると、お客様との質疑応答なんていう時間も・・・取れたりするかもしれません(取れない可能性もございます。取れなかったらごめんなさい)。そうなったらますますオモチロイではありませんか!ドーン!!

ともあれ、せっかく全国より強烈な思いを持った沢山のお客様にお越しいただくのですから、ぜひ公演のみならず、ポストコンサートトークにもご参加いただきたいと思います。どこにも負けない、最高のウストヴォリスカヤ体験を、MCSはお約束いたします。

コンサートのチケットをお持ちの方はどなたでも無料でご参加いただけます。ぜひご参加くださいね。

コンサートのチケットはまだ若干ございますので以下からどうぞ: