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モーツァルトの貴重な肖像画、クリスティーズへ

オークションというものに縁のない生活を送ってきましたのでいったいオークションがどういうものなのかよく理解しておりませんが、とりあえずクリスティーズとかサザビーズとかそういう名前は知っております。

今月の27日、パリのクリスティーズでモーツァルトの貴重な肖像画がオークションに掛けられるのだそうです。この画像の絵ね。へー。詳細はクリスティーズへ行って見てね。これ↓

https://www.christies.com/lotfinder/paintings/ecole-de-verone-1770-attribue-6242849-details.aspx

モーツァルトの肖像画ってあまり多くないそうなんですが、今回オークションに出るのは、クリスティーズのサイトによれば1770年の1月にイタリアで描かれたもので、ジャンベッティーノ・チニャローリという人が描いたもので、ウォルフィー少年13歳のころだそうです。

赤いフロックコート、白っぽいかつらをかぶり、チェンバロの前に座っている。楽譜が置かれている。この絵を最後に所持していたのはアルフレッド・コルトー(!)。コルトーのコレクションから出されるものらしいのです。コルトーのコレクションっていうのは有名なんでしょうかね。いろいろざくざくとお宝があるのだろうか。

この楽譜は一体何なのか、ということは議論されてきたそうですが専門家の皆さんの力をもってしても解決していないそうで、ガルッピの作品だとか、モーツァルトの失われた作品だとか言うご意見もあるのだとか。

ガルッピって、バロック好きの方にはおなじみの名前?なのかもしれませんが、個人的にはミケランジェリが録音しているネ!ということでおなじみです。ガルッピ、知らない方、こういう音楽です。

はたしてこの絵に書かれている作品が何なのか。とりあえずクリスティーズのサイトに行けばこの絵を拡大して見ることもできますので、お金を払う前にまずはチェックしてみて下さい。

ほしい!!というあなたはぜひオークションに参加してみてください。ちなみに予想落札価格は80万ユーロから120万ユーロ(現在のレートで9600万円~1億4000万円ぐらい)だそうです。あっははははははははは!!

・・・80万ウォンとか80万ドンとかだったらわたしでも参加できたんだけど。