つい先程発表になりましたが、以下の6名がブリュッセルで開催中のエリザベート国際コンクールのファイナリストに選出されました。上の写真の6名です!!
・・・マスクしてっから全然だれがだれかわからんのよ。っていうわけで改めましてこの6人です。
Vitaly Starikov/ヴィターリ・スタリコフ(26歳)、ロシア
Tomoki Sakata/阪田知樹 (27歳)、日本
Keigo Mukawa/務川慧悟(28歳)、日本
Sergei Redkin/セルゲイ・レーディキン(29歳)、ロシア
Dmitry Sin/ドミトリー・シン(26歳)、ロシア
Jonathan Fournel/ジョナタン・フルネル(27歳)、フランス
ロシア3名、日本2名、フランス1名。
こうしてみますと、全員20代後半っていうの、実に大人な感じがいたしますね。大人な感じのファイナルであります。ドミトリー・シンさんはアジアっぽい感じのお顔をされてますね。松田優作みたいや。妻にパソコンの前までお越しいただきお写真見ていただきましたら「イケメンね!」と絶叫しておりましたのでその旨ご報告差し上げたい。
なお昨日のブログでご紹介したキムさんは残念ながらセミファイナル止まりということになりました。モントリオール国際優勝の結果を知って審査員は動揺した、とまではいかないまでも、多少なりと「えっ」と思ったと思うんですよ。審査員同士でも話題になったに違いない。で、審査員の頭の中にバイアスがかからかなったかというと確実にかかったと思うのです。形容しがたい複雑な気持ちが審査員の心の中に浮かんで沈んで行ったと思うんですよ。それによって彼女の評価が上に振れた人もいれば、下に振れた人もいたかもしれません。
しかし最終的にはこの6名の出場者の演奏がよかった、ということになりましょう。ルールが変わっていなければ(ちゃんと調べろと言われそうですねすいません)、エリザベート国際は審査員が出した各出場者の点数を足して得点が高い順から自動的に合格、ではなく、点が出たあとさらに審査員で協議して最終的に決める、というシステムをとっていたはずなので、そういう意味では揉めることもあるんですが、今回は結果が出た時間から推し量るにわりとすんなり決まったっぽい。
本来ですと12名がファイナルに進むのがこのコンクールの通常ですが、今年はコロナにより半分の6名となっております。この6名はこれから2週間、世間との関わりを断ってファイナルの準備、およびこのコンクールのためにかかれた新曲課題に取り組むのであります。ファイナルは5月24日から29日まで。
栄冠は誰の手に。ファイティン!(なぜ韓国語)
エリザベート王妃国際コンクール公式:
https://queenelisabethcompetition.be/