リーズ国際コンクールのファイナルが終わりました。優勝者は・・・・「アリム・ベイセンバエフ」って読むのかな。Alim Beisembayev 23歳。カザフスタン出身。英国在住。2位は日本人の小林海都。おめでとうございます。日本人の2位入賞は1975年の内田光子以来46年ぶり12人目で、日本人歴代最高位獲得ということになります。
ファイナル初日に出席したピアニストマガジンのツイッター見たら客席がけっこう埋まっているように見えるんですが、券売も盛況だったことを願います。
What an incredible first night at the final of the @leedspiano competition! We loved every second of it 🎹 pic.twitter.com/ygMStTPVC7
— Pianist magazine (@pianistmagazine) September 17, 2021
リーズ国際コンクールで優勝したアジア人はこれまでキム・ソヌク(韓国)だけでしたが、今回で2人目ということになります(なお前回のエリック・ルーは中国系ではありますがアメリカ人です。あと1984年のジョン・キムラ・パーカーは日系ですがカナダ人です)。
ところでカザフスタン出身のピアニストって他に誰がいる?あれ、意外だなと思ったのですがそんなにいませんね。オクサナ・シェフチェンコ、アミル・テベニキンとかぐらい。テベニキンのモーツァルトはオシャレでよかったよ。「おいおい、xxxのことを忘れないでくれよ!」っていう方がいるような気もしているのですが、今朝は肩こりがひどくてあまり検索に集中できない。ちょっとこれ書き終わったら運動行ってくるね。
ベイセンバエフ本人の公式サイトにあるプロフィールを見ますと、1998年うまれ。5歳からピアノをはじめ、2008年にモスクワ中央音楽学校に入学。2年後に英国のパーセル・スクールに入学しテッサ・ニコルソンに師事。2015年ヴァン・クライバーン・ジュニア国際で優勝。2016年には英国王立音楽院に入学し引き続きテッサ・ニコルソンに学ぶ。2016年にウィグモアホールにデビュー。現在は王立音楽大学でヴァネッサ・ラターシュおよびドミトリー・アレクセーエフに学んでいる。
演奏はmedici.tvの特設サイトでどうぞ。室内楽では四角い眼鏡をしていて、なかなかしゃれてる!
https://leedspiano.medici.tv/en/replay/semi-finals-with-alim-beisembayev/