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シベリウス国際コンクールの覇者はインモ・ヤン(26)

シベリウス国際コンクールが終わり、韓国のインモ・ヤン(26)が優勝しました。

https://www.thestrad.com/news/inmo-yang-wins-2022-jean-sibelius-violin-competition/14926.article

https://www.sibeliuscompetition.fi/

インモ・ヤンは2015年のパガニーニ国際で韓国籍の韓国人として初めての優勝を果たした人物であり、このシベリウス国際でも韓国籍の韓国人として初の優勝ということになります(それぞれ韓国系アメリカ人の優勝者はいました)。

インモ・ヤンについてはパガニーニ国際の優勝後に「すごくいいヴァイオリニストがいるから日本でもコンサート出来ないか」とお話をいただいたことがあって、しかしそれは実現しないままでした。優勝おめでとうございます。

優勝者には超高額の楽器1772年製ガダニーニがベアーズを通じジェーン・ン(※)さんより貸与されるということになっているとのこと。素晴らしい!!ところがですね、ちょっとした贅沢な悩みがあるんですよ。何かっていうと、インモ・ヤンはすでに1718年製ストラド《ボストニアン》を貸与されて使用しているってこと。つまりストラドとガダニーニというウルトラ高額の楽器が並んじゃったわけです。少なくともしばらくはこの2つを演奏する権利を得たということになります。

※間違いではなくて本当にンさんなんですよ。Jane Ng。中国の名字で「ン」とか「ンー」とか発音するそうです。ちょっとだけ調べてみたところ「呉」「吳」「吴」「伍」「黄」「阮」といった漢字が用いられるようです。「ンジャメナ」や「ンゴロンゴロ」と同様かそれ以上のインパクトだ!

素朴な疑問なんですがこういう場合ってどうするんだろうか。貸与を辞退する?演奏会によって楽器を弾き分ける?気に入った楽器の方だけを演奏する?

これはなかなか贅沢な悩みですね。まさしく夢のような話だ。しかし最後の選択肢を取るなら、貸している側からなんらかのクレームが来そうですね。せっかくの楽器が塩漬けじゃないか、そりゃないぜベイベ。なのでおそらく、まあまあ棒が必要になってくるだろう。しかしジャイアンの怒りは蓄積して行き、やがて爆発するのであろう。ク、ク、クーッ!まあまあ(ドラえもんの読みすぎ)。

今回は2年遅れての開催でしたが、次回のシベリウス国際の開催は5年後ではなく3年後の2025年。通常の周期に戻ります。スネ夫がやり過ぎないことを願うのみです(しつこい)。