クラシック音楽の若者のための最強のコンクールってやはりショパン国際ですよね。これは日本限定とかそうかもしれないけど、そんなのはいいんだよ、人気があるというのは素晴らしいことだ。
チャイコフスキー国際やエリザベート国際と並び三大コンクールと言われるがやっぱりずば抜けてショパン国際なんだよなあ。・・・・とか言いつつこのブログで全然触れていないのは、素晴らしい熱量で現地からのレポートがガンガン挙がっているから。読んでいてなるほどこれはおもしれーや!と思う内容があまりにも多く、安楽椅子ブロガーの私ごときがなにかをつけたす必要性を全く感じないから。
一例を挙げると青柳いづみこさんのレポート、まいどまいど爆裂におもろいぞ。
さてそれはいいとして、いまイタリアの港町ジェノヴァではですね、絶賛「パガニーニ国際コンクール」がやってるんですよお。ピアノの神様をショパンとするならヴァイオリンの神様はパガニーニ。異論は認めない(認めてあげて)。ショパン国際がショパンゆかりのワルシャワでやっているのと同様、パガニーニ国際はパガニーニの故郷ジェノヴァで。結果が出るのは今週の日曜日。ショパンみたいに大量の視聴者がいるわけではないが、静かに燃えながら進行しているのだ。ジェノヴァは燃えているか。はい燃えています。モエモエです。
とかいう私もパガニーニ国際って何年に一回だっけ?ってあまり気にしことがなくってて(すまん)、いまさっきwikipediaみてビビったんですけど、なぜかと言うとね、ときどき歯抜けはあるけど、基本は毎年やってたのよ。それが2002年から怪しくなる。2年に一回になる。そして2010からしばらく途絶えて2015、2018、そして2021なんですよ。ひゃっはー。
さすがイタリア、やることがけちけちしてなくていいね。お金とかやる気が出なかったらやらない、そういうスタンスなんだろうと思う。神出鬼没の天才パガニーニの人生にならっているんかも知らん。ますます応援をしたくなってしまった。パガニーニ、しっかりい!
それにしても、毎年やってたからということもあるかもしれませんけれど、綺羅星のようなスター演奏家がこのコンクールから生まれていっているということは指摘しておかねばなりますまい。イザベル・ファウストやレオニダス・カヴァコスが優勝していることは知っているか。諏訪内晶子が2位に入っていることはご存知か。またファイナリストに残った人の数は日本人が一番おおいのはご存知か(ぜんぶいまさっきウィキペディアで仕入れてきたニワカ知識ですてへ)。
今年はいまセミファイナリストまで絞られているけれど、日本人のヴァイオリニストが2名残っている。
https://www.theviolinchannel.com/paganini-international-violin-competition-2021-semi-finalists/
宇野由樹子(25)
吉本梨乃(18)
さあみんなでジェノヴァの方を向いて応援しようぜ!ワルシャワよりも少しだけ顔を左に向けたらそこはジェノヴァだ。おっと向けすぎそこはリスボンや(どないやねん)。