・・・・えますか・・・・・・ストン、聞こえますか・・・・・ヒューストン、聞こえますか・・・こちらボイジャー・・・未知の生物を・・・発見・・・。
ほんまか!!ざわつくヒューストン。
テキサス州にはヒューストンがあるんですよ。ダラス、ヒューストン、オースティン。そしてピアノファンなら忘れちゃいけないフォートワース。
フォートワースで行われる世界でも最も著名なピアノ国際コンクールの一つ、それがヴァン・クライバーン。次回で60周年を迎える。ヴァン・クライバーン?はてな?という方は、辻井伸行さんが優勝したあれ、というと、あーなるほど!とガッテンいただけるコンクールかとも思いますが、いよいよ来年開催されるということで、界隈が騒がしくなってきております。開催までもう残り209日と12時間58分53秒を切りました!すげえ!(意味不明)
そして今回はなんと募集に応募した若きピアニストたちが388名を数えたということだそうです。これはコンクール史上最高人数とのことであります。
https://fwtx.com/culture/cliburn-competition-sees-record-breaking-388-applicants/
前回よりも34%も増加しているということであります。ここから72人が書類審査でふるい分けられ、事前審査が3月に行われる。そして参加者はそこで30名にまで絞られることとなり、6月に開催のコンクール出場権を得るというわけ。
いやー、それにしても400人近くってみなさんめっちゃ頑張ってますね!国別で行くと中国77名、韓国60名、米国51名、ロシア43名。年齢は18歳から31歳にまたがり、男性277名、女性110名、ノンバイナリー1名。
おーノンバイナリー。時代ですね。最近ニュースで見たけど、アメリカのパスポートには男でも女でもないXというのが出来たそうですね。ピアノの世界でもノンバイナリーっていうのがこれから増えていくのだろうか。なかなかこういうのを公言して行くのも難しいとは思うけれど、こうして発言していく人はこれから増えるであろう。とはいえ紹介の時わざわざテロップでこの人Xですとかノンバイナリーですとかそういうことはしないだろうし、公式プログラムブックにも記載されるようなことも(勝手な推測ですが)恐らくないだろうから、一応これは統計としてとっておく、ぐらいの意味でしょうか。
それにしても388名すごいですね。サンタンデルのコンクールも史上最高の人数が参加すると出ていましたけれど、コンクールへの参加はより容易になってきているような気がする。中国勢がものすごいことになっているのと、日本勢が数の上で上に出てこないところこに時代を感じるようだ。日本頑張ろう!えいえい・・・・あ、ちょっとおトイレ。