今年の11月はフォイアマン国際コンクール!グランプリってgrand prixって書くんですよ覚えてください。dとxは発音しないんですよ。子どもころはF1を見ながら不思議に思ったものです。なぜだろうなぜかしら。フランス語だからです。ホ―さよか。
クロンベルク・アカデミーという不思議な音楽院がドイツのフランクフルトの近くにあって、弦楽器の若手を育てる音楽院で、ソロ、室内楽を教えてくれる。地図(最近google mapを埋め込むのが自分の中ではやっています)。
ここで教えている教授陣も豪華であれば、出身者も豪華。我らがティモシー・リダウト(ヴィオラ)のような才能が出てきているわけですが、彼らが2002年から開催しているコンクールがあって、それがフォイアマンという若くして亡くなった歴史上のチェリストの名前を冠したコンクールであります。
https://www.gp-emanuelfeuermann.de/en/home-en-000/
4年に1回の開催で、今年がその開催年。過去の優勝・入賞者にはオーレリアン・パスカル、アンドレイ・イオニーツァ、石坂団十郎、ボリス・アンドリアノフらがいる。11月にベルリンで開催。あ、これベルリンなんですか知らなかった。前からベルリンなんですかね。やっぱりフランクフルト近郊よりもベルリンの方がかっこういいからですかね。
そして今回の新作はイョルク・ヴィットマンが提供。すばらしいですやんか。ヴィットマンが新曲を提供するとなると、もしかすると演奏家は演奏中に叫んだり歌ったりさせられるのかもしれないという意味不明な期待感があったりする。音楽家は恥を捨て、その音楽に没頭するのだ(そういうのはやめてねとコンクール側から作曲家に釘を刺されているかもしれませんが)。
コンクールの詳細は↑からどうぞ。赤が多用されていてちょっとちかちかするのがご愛嬌だ。
このコンクールとは全く関係ないんですが、そういえばと思ったんで書いておきますと、背景を黒にしているページって目がちかちかするので個人的には苦手。あれ、みなさんちかちかしないんですかね、私が年取っただけですかね。