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ショパンの《別れの曲》、二刀流

大谷選手すごいっすよね。今日も三安打ですげえホームラン打ちましたなあ。ほんまにすごい。暗い話題が多くてため息が止まらない毎日ですけれど、オオタニサーンが活躍するニュースを見ると本当に気分がはればれとする。清々しい気持ちになれる。

なんつっても24号がすごすぎますやんか。ガツンといっぱつ、キャットウォーク越えや!オオタニサーン!最高や!!

・・・・少し気持ちを落ち着けまして、二刀流。今日のお題は二刀流。あたらしくオーキッドクラシックスからリリースされたCDが二刀流だったのでご紹介したい。

恐らくですが中国系アメリカ人のチェルシー・グオ(公式サイト)は、昨年アメリカのマイアミで開催されたショパンコンクールでファイナリストだった人物。この方は若い頃から歌もやっていて、ソプラノ歌手でもあるんだそうですが、なんと、オーキッドクラシックスから出た新しいアルバムではピアノを弾きながらショパンの《別れの曲》を歌っている!おお、歌とピアノの二刀流や!!オオタニサーン!

彼女は自身のリサイタルで、シューベルトの歌曲をリストが編曲したものをピアノで演奏しながら歌う、ということもしているのだそうです。なるほど。歌手とピアニストの兼務である!ババーン!

ハハハそんなん無理やろとか思って鼻で笑っているあなた、そう、そこのあなた!!あなたです!!もしかしてホームラン連発!160kmバンバン!!大谷選手みたいにものすんげえことになるかもしれませんよ。

いやでもこれってつまり、弾き語りってことですか。・・・そうですね。冷静に考えてみたらそうかもしれませんね。でもまあええやんか。こまけえこたあいいんだよ。

ショパンの練習曲作品10-3の超美メロディーに歌詞をつけちゃったエルンスト・マリシュカというオーストリア人がいましてですね、それが「別れの曲」というタイトルの古い映画で確か使われていて、それがもとでこの練習曲は「別れの曲」という呼び名で呼ばれるようになったわけですが、ショパンなのになんでドイツ語なんやとか思わぬでもないですが、そもそもドイツで作られた映画だからドイツ語。ドイツ語として大変美しい歌詞なんだそうです。なるほど。詳しいことはわからないけれどブンダーシェーンなんよ。

チェルシーさんが二刀流で弾き語りしている映像で弾いてるピアノは1876年製のスタインウェイ。このCDでは3曲、彼女が弾き語りをしている。