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ロンドンの夏の音楽祭、BBCプロムスは全席販売へ(5000席超)

昨日はミュンヘン・フィルの来日中止が発表されましたね。いやはや。難しい日々はまだまだ続きそうです。

さて「BBCプロムス」と言いますと、ロンドンの夏の大音楽祭。2ヶ月ぐらいやるのが普通で、会場は5000人以上が入るというバカでかいロイヤル・アルバート・ホール!旅行しづらい時代が続いているんで、せめてグーグルストリートビューでも見てその気分に浸ってください。まんまるの建物ね。くるっと後ろを向いたら王立音楽大学(ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージック)ね。くるっと回して、おっ、とお楽しみください。

昨年は無観客で(今年のオリンピックみたいな感じ)、わずかに14公演だけ実施されたのですが、今年は客席全開放が決定やぞ!(とはいえ、公演数は通常の5割強ぐらいに抑えられていて、6週間に短縮されていて、海外のオーケストラの参加はありません)。とりあえず1000席で発売していた所、明日から追加発売開始!だそうです(なおプロムス開始まであと一週間)。

https://www.theguardian.com/music/2021/jul/21/bbc-proms-to-open-in-july-with-no-social-distancing

https://www.bbc.com/news/articles/cqn1x4k1v3qo

なんせ英国は19日から文字通りイベントの規制を撤廃しちゃってるんで、それに対していろいろ思うところはありますものの、こういうイベント類も、全席販売でOKということです。なら販売しない意味はない。

規制撤廃とは言え、プロムスでのマスク着用は推奨されているそうです。って推奨されててもする人の確率は日本よりも遥かずっと低そうですが。

また来場者は公演開始48時間以内のラテラルフローテスト(抗原検査の一種)の陰性証明、コロナワクチン接種証明、もしくは回復証明が必要。子供については、陽性でないことを保護者が口頭で言えばよい(←むちゃくちゃいい加減ですな)

44日間、52のコンサート、30のオーケストラとアンサンブル、100人以上の指揮者とソリスト、そしてのべ2000人以上の音楽家が参加する特大イベントでございます。チケットがバカスカ売れることを、そしてクラスターが発生することなく無事に終了することを願っております、いや本当に!