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アメリカオーケストラ連盟が実施、最新の聴衆の意識調査

アメリカオーケストラ連盟はアメリカに存在する700ものオーケストラが加盟している業界団体。拠点はニューヨーク。ライブイベントに関する聴衆の意識調査を継続的に実施しているようですが、その最新版がでた、そしてその結果はコロナ前の状態に戻るにはまだまだ先が長そうかもというお話です。

https://www.musicalamerica.com/news/newsstory.cfm?storyid=48231

東はニューヨーク・フィルから、西はロサンゼルスフィルまで、そのあいだにある全部で15のオーケストラを対象にしているそうです。2021年の間に5~9回の調査を実施しており、今回のレポートは第3段。6月に実施された調査で、およそ2100件の回答が寄せられたものなんだそうでございます。

回答者の93%がすでに2回接種から2週間が経過しているか、少なくとも1回は接種しているとあり、アメリカ国内の平均(50%に届いていない)を大幅に上回っている。

文化イベントに参加する用意が出来ているかとの質問には59%が「いますぐにでも」、32%が「感染率がもっと下がるのを待つ」。ワクチンによって通常の生活が戻ってくると考えている人の割合=87%。屋内のイベントはあらゆる制限なしでもよいと答えたのは37%、マスクとソーシャルディスタンスがあるならOKが30%(屋外であれば制限無しで参加する=61%)。ホールでマスク着用が義務付けられていない限りコンサートには行かない=40%

なるほど。アメリカでもまだまだお客様は警戒していることが見て取れます。レポートのすべてをご覧になりたい方は以下からどうぞ。それほど量は多くないのでさくっと読めるかなと。

https://ac488277-4bfe-49c2-a81a-983b865f9852.filesusr.com/ugd/40267d_7ea18a8dfdc64e9ea5647ef38c386d40.pdf

徐々に徐々にバブルを大きくしていく、まずは子どもたち家族、それから近所の人たち、コンサートホールにまでバブルを広げるのはまだ先、っていう答えをしている人もいますが、

「ワクチンを受けるつもりはないし、マスク着用が義務付けられたコンサートに金を払っていくつもりはない。とくにミュージシャンがマスクをしているコンサートにお金を払うことはない。表情はライブパフォーマンスの楽しみの一部なのだ」っていうキツめの回答をしている人もいます。

ワクチンを受けるつもりはないっていうのには同意できませんが、音楽家の表情がパフォーマンスの一部だというのは理解できる。ユニ・チャームの「顔がみえマスク」みたいなんを使ったら?とか思ったりもしますけど、「それでも嫌だ」っていう人も多そうな気がいたしますね。こういう方々はそもそもマスクという言葉に対してものすごいネガティブな感情を持っているでしょうから。