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そしてウィーンはまたしてもロックダウンへ(4回目)

昨日ウィーン国立歌劇場の新しい規制についてお知らせをしたところですが、さらに規制が強化されて全土で全員を対象にしたロックダウンとなり、国立歌劇場も11月22日から3週間閉鎖となります。

https://www.wiener-staatsoper.at/en/staatsoper/media/detail/news/vienna-state-opera-closed-for-three-weeks-from-november-22-2021/

https://mainichi.jp/articles/20211119/k00/00m/030/416000c

楽友協会も閉鎖。「電話はかけてこないで」と書いてあって、現場はめちゃくちゃ混乱してるんだろうな、と。

https://www.musikverein.at/en/coronaregelungen

オーストリアのロックダウンは10日間を予定とニュースでは出ていますけれど、歌劇場は3週間閉じるというのはなんか他に理由があるかもしれないし、表向き10日と言いつつも実は3週間が既定路線になっているのかもしれない。

なお日曜日の《さまよえるオランダ人》は予定通り上演される。そしてリハーサルも実施される。またロックダウン中も無観客での上演が行われる(テレビ中継あり)ということなので、リハーサル出来なくて上演に支障を来すから3週間閉じるね、というわけではなさそう(そもそもウィーン国立歌劇場はリハーサルを基本しないんじゃなかったっけ)

ロックダウンが終わってからの座席に関する規制についてはわからないので、今後の公演の販売も一旦中止するということだそうです。

日本は驚異的な低レベルで推移していますが、緩んである程度以上の人達がマスクを外すと拡大するということですかね。なおオーストリア政府は来年2月からワクチンを義務化するそうで(2月に全員接種ではなく、2月に義務化スタートということかな)、これはなかなかの決断ですね。反ワクチンの人たちが大騒ぎしていろいろ荒れそう。