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マリインスキー劇場のホルン奏者、拘束される

ロシア、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場管弦楽団の首席ホルン奏者(73)が、実の孫娘(4)への性的虐待容疑で拘束されたという残念なニュース。まじすか。女の子の父親は(祖父の)無実を信じていると語っているようですし、本人も容疑を拒否。これから調査で明らかになるのでしょうが、どうやらタレコミがあってタレコミベースで拘束されている模様。本当だったとしたら残忍きわまりない話、冤罪だったらとてつもない風評被害。

https://www.kommersant.ru/doc/5182019

それにしても、とこのニュースを見て思ったんですが、こういうのはますます気をつけて行動しないといけません。やばいことをしないのは当然のこととして、疑われることがないよう、より気をつけなければならない時代です。皆様もぜひお気をつけください。

私自身、子どもが出来てから街の子どもたち全員が可愛く見えるようになりましたけれど、街で小さな子どもを見かけてニコニコ笑って眺めているつもりでも、傍からは「キモいおっさんがニヤニヤ笑って物色しとる、ヤバい!!」と見えてたりせんか、などと不安にかられることもあり、いや実際にそう見えているかもしれず、気をつけないかんよ本当に(赤ちゃんと目があったら手は振るけどそれぐらいは許して)。

私の知人で、女子大でピアノの教師をしている人がいますが「生徒には、絶対に、指一本触れないように気をつけている」と前に語っていました。「訴え出られたりしたら自分の首が飛ぶ」。

そのとおりでしょう。音楽っていうのは当たり前だが音が出ます。それがため、ときに防音設備のしっかりした「密室」でレッスンは行われるわけです。これは相当に危険な環境だと言えます。本来なら部屋を監督する第三者がいるべきなのかもしれませんけれど、それは簡単なことではない。

1対1+密室はとても危険。レッスン室には監視カメラをつけるべきではないか。あるいは扉をガラスつきのものにするなど、第三者から必ず中が見えるようにする、などの抑止力を持たせる必要があるのではないかと思います。

それはお互いの身を守るためなのです。