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長期日本滞在中の指揮者ジョン・アクセルロッドが米「ミュージカル・アメリカ誌」に寄稿

11月半ばより3ヶ月もの長期に渡って日本に滞在中の指揮者ジョン・アクセルロッドがミュージカル・アメリカ誌に寄稿しました。

「日本の国境が閉じた3ヶ月が5つのオーケストラと21公演をもたらす」
How 3 Months Behind Japan’s Closed Borders Became 21 Concerts with 5 Orchestras
https://www.musicalamerica.com/news/newsstory.cfm?storyid=49570&categoryid=2&archived=0

課金しないと読めません。ごめんなさい。以下、記事にもちょっと触れながらお伝えするんで許してちょんまげ。

京都市交響楽団を指揮するため11月半ばにスイスから到着したジョン・アクセルロッドは11月末に日本の国境が閉まったため、日本国内にとどまることを選択。今にいたるまで海外指揮者がほぼ入国できない状況が続くなか、ビザが有効な3ヶ月の間(通常の興行ビザは3ヶ月有効)を最大限利用して次々と日本のオーケストラを指揮する、あまりにも稀有な存在となったのであります。

結果として5つのオーケストラと21公演で共演することとなった。うおー。アクセルロッド、確変突入や!

なおジョン・アクセルロッドだけではなく、ガエタノ・デスピノーサ、そしてユベール・スダーン。この3名が国境閉鎖直前に日本に到着し、そのまま長期滞在をしている指揮者であります。この間3名のだれもが欧米ほかの仕事もあったでしょうが、日本に残ることを選択したのは、リスクを天秤にかけ「どちらが確実に仕事ができるか」を考えた結果でありましょう。また世知辛いことを申しますと「どっちが稼げるか」も天秤にかけたことでありましょう。音楽界も慈善事業じゃないからね。

海外の指揮者や音楽事務所からすると日本のオーケストラの個性はわかりにくいようですが、短期間に5つものオーケストラを指揮するという極めて例外的な行動をとったジョン・アクセルロッドにはそれがよくわかったということが書いてあります。

京都市交響楽団
兵庫県立芸術文化センター管弦楽団
東京都交響楽団
読売日本交響楽団
NHK交響楽団

ジョン・アクセルロッドの今回の滞在を締めくくるのはあさってつまり2月11日金曜(祝)14:00、東京都交響楽団との共演によるサントリーホール公演。なおこの公演では若い英国育ちのヴァイオリニスト、富田心の東京オーケストラデビューも意味するのである。

チケットの発売は超ギリギリまで決まらなかったのにも関わらず、都響のサイトを見ますとすごい勢いで売れているようで、関心の高さが窺い知れる↓

https://yyk1.ka-ruku.com/tmso-s/seatSelect?en=3493

さあ、完売する前に今すぐ皆様も上のURLへ行き購入ボタンをクリック(タップ)だっ!

クリックする人とタップする人とどっちが多いかと言うと今やタップの方が多いと思うんで、どっちを先に書くか迷ったけど、なんとなくクリックを優先したことは申し添えておきたいと思う。