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ブリテンの生家のそばに銅像が作られ除幕される

イギリス出身の有名なクラシック音楽の作曲家はと言われたらパーセルとブリテンというのがいわゆる昭和の音楽の教科書的に実に正しい回答で、でも世の中的にははっきりって「どっちも知らんわ」っていう方が99.9%だと思うのです。

そんな悲しいこと言うなや!ってとりあえず言っておいて、今日はブリテンの話をしますね。

ブリテンって言っても小難しい音楽の話をするわけではないんで安心してほしい。ベンジャミン・ブリテンは《青少年のための管弦楽入門》っていうそこそこ一般的に知られた作品がありまして、まあこれが若干知られるわけですが、ともかく大作曲家だったんです。で、この大作曲家の若い頃を記念してブロンズ像が、生まれ故郷であります海沿いの街ローストフトに設置されたというお話です。ローストフトっていうのはここです。

ちなみにブリテンの生家はブリテンハウスっていって、B&Bになっていてだれでも泊まれるみたい。いやいまは泊まれないのかもしれない?ちなみに生家ブリテンハウスの公式ページはここですが、若干イメージが崩れるかもしれないので(何の?)、リンク先に飛ぶかどうかのご判断はお任せいたします。・・・むちゃくちゃ雑な写真がいっぱいあってザッツ田舎町のゲストハウスっていう感じもするんですが、ホテルズドットコムとかトリップアドバイザーとかでも出てくるんで何なら検索してみてください。

しかしこのブロンズ像っていうのが、晩年とか円熟期とかではなく、少年の頃の像というからおもろいではありませんか。あまり聞きませんよね、少年の像。しかも写真を見るととても小さくて可愛らしいサイズ。ええやん。我が家にもスペースがあれば、ほしい!

製作したのは著名な彫刻家のイアン・ランク・ブロードリーという方で、知識が絶対的に欠落している私はもちろん存じ上げなかったんですが、ダイアナ妃の像でありますとか、イギリスの貨幣のデザインでありますとか、そういうものを手掛けてきた重鎮なんだそうです。貨幣のデザインって個人でやるもんなんですか、そしてそれが公表されるもんなんですね。いやあ今日もまた一つためになることを知れたなあ。うちの金魚Aと金魚Bにも教えてやろう。

この銅像プロジェクトにかかった費用はおよそ10万ポンドだそうで、そのうち製作家がどれだけもらうのかわかりませんけれども、かなりの割合を占めることはほぼ確かであり、仮に低めの50%だったとしても、5万ポンド(800万円ぐらい)か。銅像に800万円出す余裕は我が家にはないなあ。

なおこのブロンズ像プロジェクトの公式ページはここ:
https://www.brittenasaboy.com/