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【業界ニュース】日本人女性指揮者の沖澤のどか、KDシュミットに所属が決定

ドイツの音楽事務所KDシュミット、KD Schmidと書きますが、私はいつもスペルを間違うのだ。シュミットという名前はドイツにたくさんあるのでしょうか。ありがちな名前のようにも思いますけれど、SchmidtとかSchmittとかいう書き方もありますんで、どうも混乱する。

最近は「スペルが一番単純なSchmid」と覚えていますけど、それでもKD Schmitとか書いちゃったりなんかしてGoogle大先生に訂正されたりします。ちなみにKDが何の略かと言うと、Konzertdirektionで、コンサートディレクターとかそういう意味かなと。ドイツ語出来ないから適当ですけど。

MCSは何の略かって?それは言いづらいけどシャンパンがなんとか、とかそういう名前です。Marylebone Champagne Societyです。最近あるオーケストラ事務局の芸術主幹の方に覚えて頂けまして、おいメリルボーンシャンパンソサイエティーが来たぞ!とか大声で言って頂けたりしますので、大変名誉なことだと思っております。いとをかし。

さて、シュミットからの発表によりますと、昨年ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝した女性指揮者、沖澤のどかさん(本人公式サイト)が所属することになったようです。なんということでしょう!めでたい。

https://www.kdschmid.de/en/news/detail/news/nodoka-okisawa-new-in-general-management/

シュミットってなんなのという方のためにご説明いたしますと、ドイツ発の、有力な音楽事務所の一つです。クラシック音楽の裏側を支えるフィクサーであります。所属しているアーティストのリストはここにありますので興味のある方はご覧いただければと思いますけれど、主なアーティストを数名あげるとなると、アンドリス・ネルソンス、テツラフ兄妹、ザビーネ・マイヤー、シュテファン・ドール、ドロテー・ミールズ、コルネリウス・マイスターなどですか。

山田和樹氏もここに所属していますので、2人目であります。しかも同じ指揮者。これがめでたいと言わず一体なんだというのでしょう!!

ちなみについ先日はアラベラ・シュタインバッハーも加わることが発表されております。シュタインバッハーはこれまでDorn Musicというロンドンのブティックエージェンシーに所属していましたが、ドーンからシュミットへ。ドーンミュージック所属のアーティストで名が知られている人たちというのは、ヤン・リシエツキ、トーマス・ハンプソン、アロンドラ・デ・ラ・パーラあたりです。

音楽事務所もいろいろある。どういう人達がどういう仕事を決めていっているか、ということを見ていると興味深いですね。「バーターとか、そういうのは日本にしかないものだ、欧米は実力主義で全て決まる」っていう人たちもいますが、わりとバーターとかで決まっていたりしますよ。みんな生き残りに必至、おっと必死だぜ。覇権争いはこれまでもあったし、これからも続くのだ。群雄割拠。