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【業界ニュース】内田光子がオーハイの音楽祭2021を降板

昨日のショパンコンクールのブログが大ヒットしてアクセスが急増しております(当社比)。今朝起きてアクセス数を見てびっくりしたわ。みなさんショパン・コンクールがお好きですね。私もお好きです。で、今日は雛人形を片付ける日ですから、みなさん、お忘れなきよう。お嫁に行きそびれますよ。

ショパン国際コンクールの投稿の次が、マニアックすぎる内容で申し訳ありません。《内田光子、オーハイを辞退。》音楽監督として2021年にディレクションをすることになっていたのですが降板。代わりはジョン・アダムスです。

https://www.ojaifestival.org/announcing-new-music-directors-and-75th-anniversary-celebrations/

さて、オーハイっていう名前ですが、日本人ならほとんどの人が知らないだろうね。私も知ってるふりしているけど本当は知らないからね。地名ですよ。アメリカの。Ojaiって書くんですけど、おジャイとかオー!ジャイとかではなくオーハイね。おジャイって、ジャイアンが少女化でもしましたか。

サンタバーバラ、ぐらいなら知っている人はいるでしょう、カリフォルニア、知っているね。ではオーハイは?・・・・知らない、それが普通だ。知っている、と言ったあなたは知ったかぶりをしているか、変態かのどちらかです。って断定はいけませんけれども。

オーハイで、毎年現代音楽の音楽祭をやっているんですよね。屋外の会場で、6月の4日間(4日連続で開催されます)なんだよ。私ももちろん名前をかろうじて知っているだけで行ったことはありません。なので本当に開催されているかされていないのか、ということは、状況証拠だけをもとに判断しているのだ。

https://www.ojaifestival.org/

いや、本当に開催されているのか、私の脳がそう勝手に判断しているだけで、本当はオーハイなんて地名は世の中に存在していないかもしれないし、私がこうやってキーボードを叩いているのだって、自分がそう思っているだけで、叩いているかどうかなんて、わかりゃしない。ウェルカムトゥ・メイトリックス。

・・・・適当に書いただけなんで他意はございませんあしからず。

脱線失礼いたしました。オーハイの現代音楽祭はストラヴィンスキーも関わっていた老舗やで。ここは音楽監督が毎年代わり、すきなことをやる、というのが基本のスタンス。今年はマティアス・ピンチャーが音楽監督。去年はバルバラ・ハンニガン、一昨年はコパチンスカヤ。で、来年は内田光子だったそうなんですが、「スケジュールが合わない」という理由で辞退ということだそうです。で、代わりにジョン・アダムスです。来年は音楽祭の75周年という記念すべき年なので、そういう意味でも残念!

なんですかねスケジュールが合わないっていうのは。英文のニュースではscheduling conflictsとありますので、なんかバッティングしたんでしょうか。内田光子は最近事務所を代えましたが、その引き継ぎ系統がうまく機能しなかったのでしょうか。外部からは想像することしか出来ませんけれど、ともかく残念なことだわいと、日本人として思うよりないです。

なお今年の出演者に永野英樹さんが居られますんで(リゲティのピアノ協奏曲を演奏するそうです)、がんばってください遠くからひっそり応援しております、と申し上げたい。