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メトロポリタン歌劇場の有料動画配信第一回目、ヨナス・カウフマンを見た

メトロポリタン歌劇場の新シリーズ。スター歌手たちが各国の素晴らしい建物から歌う新シリーズの第一回。ヨナス・カウフマン。見ました。映像は今月29日までオンデマンド視聴が可能。

美しいHD動画。ミックスはニューヨークでやるって書いてあったけど、現場にいる人の数も相当でしょう。カメラは全部で6台かな?

欲を言えば外の雰囲気とか他のお部屋とかの映像もちらちらっとでいいからあるといいなと思いましたが、それはさすがに望みすぎですか。NHKの名曲アルバムみたいな。今後そういうのも足してもらえると嬉しいけど。歴史的な建物で収録しているんだしもったいないっていうか、せっかくなんで、ぜひ。

最初にコマーシャルがあり、ホストとしてドラマティック・ソプラノのクリスティン・ゲルケが登場。ピーターゲルブ総支配人のインタビューが入って、それからライブスタート。音は、、、ちょっと不思議な響きがするかなと思ったんですがすぐ慣れた。

途中で休憩のために過去のメトの上演からカウフマン映像が挿入されます。

気になるご予算は・・・

ところで・・・先日、最低500万円ぐらいはかかるんと違いますかと書きましたが、残念でした大外れ。その費用は(あくまでレブレヒトのよる噂話ですが)・・・・一回あたりの予算40~50万ドル(4,280~5,353万円ぐらい)だそうです。ぐっはー。半端ないわ。これ、視聴者数で採算が取れるとかそういうレベルじゃないすねきっと。

スポンサーとして「ノイバウアー・ファミリー財団」とでかでかクレジットが出るので、ここがほいっと思いっきり寄付したのでしょう。

出演者にも通常のメトのワンステージでもらえる高額なギャラが払われているのだろうと想像します。あくまで想像だけど。残念ながら視聴者数は公表されていないみたいなので(探し方が悪いのかもしれないけど)、どれぐらいの人が20ドルを払ったかはわかりません。

最後にカウフマンのメッセージ。「最初に出演させていただき感謝。いま活動ができなくなっているアーティストたちのため私からも5,000ドル(約53万円)を寄付したい。みなもアーティストのために寄付をして欲しい。」

●さっそくテレグラフ紙が手厳しい批評を出してますがこれは軽く流すのが良いかなって気がします。
https://www.telegraph.co.uk/opera/what-to-see/jonas-kaufmann-met-stars-live-concert-review-oddly-depressing/

購入方法および視聴方法

買い方、見方。英語が不安だという方のために説明します。かなりわかりやすく出来ている素晴らしいページだと思います。

まず以下のページにアクセス。
https://metstarslive.brightcove-services.com/

↑右下の赤い所《ADD TO CART》(カートに入れる)をクリック

↑するとそこが黒くなって《VIEW CART》(カートを見る)になるのでそこをクリック

↑カートの中身を確認して右下の《PROCEED TO PAYMENT》(支払いへ)をクリック

↑Your Informationの画面になるのでカード番号、名前、期限、CVV(カードの裏とかにある3桁の追加の数字)に加えて、名前、住所など*がついているところを埋めていく。

「ちゃんと国名を日本にすると県がプルダウンで現れる仕組みなのすげえ」と無駄に感心しながら全部埋めて、最後に右下の黒いところ《COMPLETE PURCHACE》(購入を完了させる)をクリック。

↑完了画面が出るが、その先がないので一瞬迷う。画面左上の《CONCERTS》(コンサート)をクリック

↑カウフマンのところが《WATCH NOW》(今すぐ見る)になっているのを確認したらそこをクリック。

↑動画再生の画面が出ますんでクリック

↑始まります。それではお楽しみください。ゲルケとゲルブの距離近いんちゃうか!(ニューノーマルに慣れすぎた日本人の感想)