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ヤン・フォーグラーが始める新しいオンライン有料ストリーミングについて

コロナに疲れ、暑さに疲れ、まったくやれやれ、といった状況が続いておりますが、みなさまこのお盆はいかがお過ごしでしょう。うちの家族は京都への帰省もなく、どこかに泊まりに行くこともなく、自宅の小さなプールで子供たちとキャッキャしたりウフフしたり、芝生を刈ったりしています。

そんな日々ではございますが、チェリストのヤン・フォーグラーが主導する感じで、新しいオンライン有料ライブサービスが始まるようです。その名も「ドリームステージ」ね(英語です)。

今後のコンサート予定として、フォーグラーグリモーのデュオ、ギル・シャハムジェームズ・エーネスリーズ・ドゥ・ラ・サールマルティン・シュタットフェルトなどの名前が並んでおります。

公式サイトに行ってみますと、ちょっとサイトの作りの雰囲気として「古きよきシネマ」的な感じもいたしますが、それより何より、嬉しい発見があったから聞いてくれよ。

取るに足らぬことだと思われるかもしれない。でもこれはすごくすごくすごーく素晴らしいことだと思うんですよ。それは、よろしいか・・・・

日時が、日本時間で表示される」のである!!うっひょーーーー!!!!(見ている人のタイムゾーンにあわせて表示されるんだと思う)

えっ、何のことかわからない?まあそう言わずにこの気持を受け止めてくれよ。

いままで(たぶん)どのストリーミングサービスも、日時は「発信する側の時間帯」に合わせて表示されていた。もしくはGMT(グリニッジ標準時)で何時、とかEST(米国東部の標準時)で何時、とかそういう表示だった。これが地味に混乱する。そりゃー慣れてきたストリーミングのプロならもう一発で頭ン中で変換できるんでしょうけれど、アルファベット3文字が書いてあるのを読んでいちいちえーと日本時間なら、、、、とやるのはだるい。それから開放されるなんて、最高すぎる。

サインインももちろん、わざわざ新しくアカウントを作らなくてOK。Google、Amazon、Facebook、Apple、いずれかでやる(複数のフォームにいろいろと入力を求められるのではない)。タップ(クリック)してちょいちょいちょいのパーで行ける。

「かゆいところに」、「お手々が」、、、、「届いている」!!!

非道く気分の高揚した或る男はスマフォを握り直し口笛をヒヨウと吹かうか。反応したのは腹をすかせた白猫だけであらう。音を立てず部屋へやつて来て男の目をしばらく見つめると「ニャア」と鳴ゐた。そんなことより飯をよこせ、だ。

無駄に文学風に処理してみましたけれど、ともかくこういう「利用者目線」でやってくれるの、めちゃ嬉しい。これこれ、こういうのだよ。我々が求めているのは。

で、何時開演なのっていうと、日本時間の午前3時とかだからやっぱり寝てる可能性は高いんですけどね。そしてどうやらオンデマンド配信はなさそうな感じである(どうせなら各タイムゾーンにあわせて一度きり配信とかにしてくれませんか)。