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アラン・ギルバート、退院

コロナで入院していた指揮者アラン・ギルバートが退院したそうです。本人がFacebookでコメントを出している。

I am grateful to the many people who reached out to me over the past few weeks, and am happy to report that after a…

Alan Gilbertさんの投稿 2021年4月30日金曜日

これによりますと、数週間入院していたが、無事に自宅に帰り家族に再会したとのこと。おめでとうございますおめでとうございます!しかしまだ全快したというわけではなさそうな感じ。「これから数週間ゆっくり過ごしながら体力の完全回復を目指す」とも書かれていますから。

コロナには様々な後遺症があることも知られているわけで、ひどい人は息苦しさでまともに生活することがなかなか出来ないなんていうこともあるそうです。「指揮する」という行為はかなりハードな運動なので(リヒャルト・シュトラウス氏は例外的に除外)、息苦しさなどがないことを願います。どうぞご無事で。

「まだワクチンを受けていない人は早く受けて」とも書かれていました。アメリカではワクチンの接種が進んでいるが、ワクチンの接種をためらう人もわりと多いらしく、ワクチンセンターはけっこう空いているという報道もあります。ワクチン否定派って、結構いるみたいなんですよね。

米 ワクチン接種ペース鈍化 接種ためらう人 否定的な人が約4割(NHK、2021/4/29)https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210429/k10013004371000.html

ワクチンが全てではないというのは恐らくそうなのではないかと思いますけれど、多くの人がワクチンを受けて重症化しにくくなる、というのが世界の正常化への(今ある)唯一の選択肢のように思うのです。拒否派が多いとそれもなかなか進まない。回り回って自分の首を締めることになるのではと感じるんですがどうでしょう。

私もはやくワクチンを接種したいものだと思っていますが、そもそもが「ためらう」とか「受けたくない」とかそういう選択が出来る状態ではまったくないですね。まじぶっこいて理解不能なほど日本のワクチンは遅れているので、いったいいつになりますやら。