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フランスのラ・フォル・ジュルネ、5月28-30日で開催が決定

上の画像を指差して1歳の娘がブランコ、ブランコ!!と言っています。実に微笑ましい。

度重なる変更に皆様、ほんとうに振り回されたと思うのです。いま日本でも刻々と変化する状況で我々も振り回されて振り回されてほとほと参りきっておりますが、こうして明るめのニュースを読むことができるのは嬉しい。

つまりこういうことです、本当に残念ながら東京では開催ができなかったものの、本家本元フランス、ナントのラ・フォル・ジュルネ音楽祭は、2回の延期を経てついに今月末に開催が決定!!そして全てのプログラムが発表になった(サプライズ3公演というのを除く)。

https://www.diapasonmag.fr/a-la-une/la-folle-journee-de-nantes-devoile-sa-programmation-33158

http://www.follejournee.fr/

おお!フェリシタシオン!・・・・私の持てるフランス語能力の限界を駆使し祝意を表する事ができ本当に嬉しい。

テーマはモーツァルトとバッハ。会場は3箇所だけ、公演数はたったの24ではございますが、いや、たったのとか表現したらいけません。普段のこの音楽祭のお祭り騒ぎに比べるとずっとおとなしい数字ではございますが、それでもこうして実行可能なところにまで持ってこられたのだから、ルネ・マルタン以下、ご関係者全員の熱意と(いやここは熱狂というべきか)、粘り強さに乾杯!(ただしSDで、飲んだら不織布マスクね)なお会場ではアルコールは提供されないので安心して欲しい。誰だいま「がっかりだ」と言ったやつは!野比君か。廊下に立っとれ!!(いまの時代、これはやってはいけない)

全公演が掲載されたプログラムはこれ:

https://fr.calameo.com/read/000297133ba81d7d8f639

あれ、見られない、っていう方は以下リンクからどうぞ:
https://fr.calameo.com/read/000297133ba81d7d8f639

座席数も限定されているようです。売り出されるチケットの数は合計9300枚ということなので、確かにごくささやかな数です。出演者も200名を越すとはいうものの、規模的には少ないし、やはりフランス人がいつも以上に中心となっております。しかしそんなことはどうでもいい。今年のこの音楽祭が今月末に無事に開催されること、感染者が出ることもなかったというワンダフルな結末を迎えることを願ってやみません。がんばれ!!

チケットは5月21日金曜日の18時からフォルジュルネのウェブサイトで販売開始。18時から。

蛇足ですけれど、チケット発売が夕方からって、けっこういいと思うんですよ。オンラインだけで販売ということににすれば、運営側のスタッフにも負担はかからないですし。ネットに弱い世代にやさしくはない、という点には配慮が必要かもしれませんけれど。