2019年9月29日 (日) アレクセイ・リュビモフ ピアノ・リサイタル – Alexei Lubimov piano recital

巨匠、最後のモーツァルト!

突如として届いた、リュビモフの引退宣言に、業界が揺れ動いている!「自分の納得できる演奏ができるうちに引退する」。

齢74、まだまだ演奏家としてのキャリアは続けようと思えば続けられる年齢だ。ピアノという楽器は歳を重ねても演奏が出来る楽器でもある。しかし本人の意思は固い。来年の7月でオーケストラとの共演は終わりにし、来年度が終われば(小さなサロンなどでの、少人数を前にした会場での演奏は続けるものの)コンサートホールからは引退をするという。

今回は、かつてエラート・レーベルに全集を録音するなど、生涯にわたり長く愛奏してきたモーツァルトだけを集め演奏する。リュビモフのオール・モーツァルト。これがおそらく東京で聴くリュビモフ最後のモーツァルトとなる可能性が高い。絶対に見逃せません!

なお当公演はNHKによるテレビ収録が予定されております。当日客席内にテレビカメラが設置されますので、ご了承の上ご予約ください。

プログラム&料金

《オール・モーツァルト・プログラム》
モーツァルト: 幻想曲 ニ短調 K.397
モーツァルト: ピアノ・ソナタ ニ長調 K.311
モーツァルト: ピアノ・ソナタ イ短調 K.310
—–
モーツァルト: ピアノ・ソナタ ハ長調 K.545
モーツァルト: 幻想曲 ハ短調 K.396 (シュタードラー補筆)
モーツァルト: ピアノ・ソナタ ハ短調 K.457

※曲目が一部変更となりました。何卒ご了承下さい。

全席指定
一般6000円 [フレンズ会員5000円] / プレミアム席8000円
※フレンズ会員についてはこちらのページをご覧ください

完 売

日時と会場

日時:2019年9月29日 (日) 15:00開演 [14:30開場]
会場:すみだトリフォニーホール 小ホール
東京都墨田区錦糸1-2-3 [TEL:  03-5608-5400]


主催:MCSヤング・アーティスツ
後援:日本モーツァルト協会

略歴

アレクセイ・リュビモフ/ Alexei Lubimov, piano

世界的なピアニスト、チェンバロ奏者。スビャトスラフ・リヒテル亡き後、ロシアの古典から現代音楽までを幅広く演奏することのできる最後の巨匠といっても過言ではない。 モスクワ音楽院で伝説の名教師ゲンリフ・ネイガウスとレフ・ナウモフに師事。モーツァルトのピアノ・ソナタ全集やショパンのバラード全曲録音を行なった。

現代音楽の演奏も積極的に行っており、シェーンベルクやシュトックハウゼン、ブーレーズ、リゲティなどのソ連初演を数多く行なっている。このため当時のソ連政府より警戒され、1970年代以降の活動は制限されることとなった。 しかしその間も、ソ連でモスクワ・バロック・カルテットを結成し、当時ヨーロッパでブームを巻き起こしつつあった「歴史的な楽器による演奏」をモスクワや国内の聴衆にいちはやく紹介している。

ソ連崩壊が近づくにつれ徐々に制限がなくなってゆくと、ウィーン楽友協会、ザルツブルク音楽祭への出演をはじめ、世界の主要なホールや音楽祭に再び出演するようになった。そして1988年にはモスクワでアヴァンギャルド音楽祭「オルテルナティーヴァ」を設立するなど、極めて広範な活動を繰り広げている。 これまでにイスラエル・フィル、ロサンゼルス・フィル、ミュンヘン・フィル、サンクトペテルブルク・フィル、ベルリン・ドイツ響、BBC響など、世界を代表するオーケストラと数え切れない回数共演してきた。

共演してきた指揮者にはアシュケナージ、ネーメ・ヤルヴィ、ホグウッド、ブリュッヘン、ケント・ナガノなど世界で最も重要な名前の数々を含んでいる。 ロンドンを代表する古楽オーケストラのひとつエイジ・オブ・エンライトゥメント管弦楽団などの古楽器アンサンブルとは歴史的ピアノを用いての共演をしているほか、室内楽奏者としてアンドレアス・シュタイアーやナターリア・グートマン、ペーター・シュライアー、ハインリヒ・シフ、クリスティアン・テツラフ、ギドン・クレーメル、イワン・モニゲッティ、ヴィーラント・クイケンらの世界的な演奏家のパートナーを長年勤めている。

2018年には、長年の際立った業績により、記念すべき第1回目となる「ピリオド楽器によるショパン国際コンクール」審査員の重責を担った。