カーディフ・シンガー・オブ・ザ・ワールドが開催されていると先日お伝えしましたが、優勝は韓国人のキム・ギフン(1991- )の手に渡りました。賞金は2万ポンド!(300万円ぐらい)
https://www.bbc.com/news/uk-wales-57537948
映像こちら↓
韓国の方の名前のアルファベット表記は本当に複雑で、一般的な日本人が想像する読み方をしないので、要注意。最も有名なケースではKun Woo Paikですが、この方はクンウー・パイクと長らく日本語表記されてきていますが、本当はペク・コンウというのが正しいみたいです。東亜日報では必ずペク・コンウと書かれています。でも、これまでずっと日本ではクンウー・パイクで来ているし、それで定着した読み方なので、おそらくこのままクンウー・パイクでずっと行くでしょう。毛沢東をモウタクトウと読むのと同じことでしょうか。ちょっと違うけど、まあそういうことです(どういうことやねん)。
で、とりあえずGihoon Kimさんはキム・ギフンと読むようだということが調査の結果わかりました。既に有名な方だ。どれぐらい有名かと言うと、2019年にはドミンゴのオペラリアコンクールで2位および聴衆賞、同じく2019年にはチャイコフスキー国際で2位に入っていり。オペラ歌手のエージェントとしても著名なロンドンの音楽事務所アスコナス・ホルトに所属している。
既にバイエルン国立歌劇場やグラインドボーン、ワシントンナショナルオペラに出演契約があって、ワシントンナショナルオペラの方はコロナでキャンセルになったがサンディエゴ・オペラへの出演も決まっている。
韓国人の歌手は本当にすごい。どうしてあんなすごい声が出るのだろうか。日本の歌手もぜひ頑張ってほしいと愛国心に燃えながら書いています。
このコンクールのもう一つの賞であるソング・プライズ(歌曲賞)は南アフリカのソプラノ、Masabane Cecilia Rangwanashaの手に渡りました。マサバネ・セシリア・ラングワナシャとか読むのかな。こちらも難読であります。彼女の歌唱はこちらに;
ロイヤル・オペラが公開している《歌の殿堂のアリア》も映像的にもおすすめ: