この文章を読んでいる君は日本人か?よし通れ・・・!
なんのこっちゃいな、と思われるであろう。私もそう思う。しかしこれはアメリカはジョージア州にあるアトランタ・オペラが企画した、新しいプロジェクトの参加資格についてなのだ・・・・。資格を持った人たちが何をするのか。タイトルにも書いてあるけれど「96時間でオペラを一曲書いてね」という大変突飛な内容。ほんで参加できるのはBIPOCの人たちだけだよ。
BIPOCってなんなの?初めて聞いたけど。調べましたら「黒人、先住民、有色人種の総称」だそうです。バイポック、と読むらしい。うむ・・・・(いろいろと交錯する思い)。
それはそうとして、オペラを96時間で書く、とかわりと仰天の内容ですが、おもしろいことを考える人がいるね。そうです。アイデアがこの世の中勝負なんですよ。いかに人を驚かせることができるか、進取の気性やね。・・・ってそれは古いか。
しかし96時間でどうやってオペラを?と思いますよね普通。私も思いましたよ。オペラって普通は2時間とか長いのは5時間とかかかりますよ。それをたったの4日間で書き上げるとか、正気か君は。はい正気です。
突然ですが上の文章を書いていて思い出した。大変個人的で貴重な思い出話を挿入することをお許し頂きたい。私の亡き祖母の、二子多摩川のインドレストランでの会話である。心して読まれよ。
およそ30年ほど前のことになろうか・・・・「(出てきたナンを指差しウェイターに)これは、、、、なんですか?」「ハイ」「えっ?なんですか?」「ハイ、ソウデス」「????」「??????」
さて4日間で書くオペラであった。これにはからくりがあって、オペラとはいうものの長さが決められていて10分間なんですよ。なあんだ。10分か。なら書け・・・・君には書けるのか!!
賞金は1万ドル(110万円ぐらい)。応募は今年の12月1日に開始される。なお優勝作品は2022年の6月20日に初演される。
応募したい方は以下アトランタ・オペラのサイトから詳細をどうぞ:
https://www.atlantaopera.org/competition/