メンデルスゾーン横丁の巻1で述べた様にベンジャミン・フリスのメンデルスゾーンの無言歌の録音は1曲といえども存在しない。にも関わらず多くのコンサート会場のCDのサイン会などで特にイギリス国内で「貴方の無言歌の録音は素晴らしい!是非コンサートで取り挙げて下さい」といわれるそうだ。今回日本でも初めてあった。むしろアメリカではありそうだと聞いてみたら「いや、それがないんだ…..。イギリスだけだな。何だかへんな気持ちになるよ」「それで例の“無言歌は素晴らしいですね”っていう言い方になるのね。貴方は人を傷つけない本当に紳士だは」「違うよ!僕はイギリス人というんじゃなくってヨークシャーマンだよ。昔君が僕のこと言ったじゃないか“貴方ってとてもじゃないけど紳士の国からやってきた様に見えないわね。まるでヨークシャーの配管工みたい。”奥さん僕に任せて下さい。すぐ直しますよ。ほらもう治った!“そこがいいのよね。貴方の絶対信頼できる人格”無言歌で人を傷つけないもの…….」 「いや、実は無言歌で傷つけられたことがあるんだ。xxxxと共演した時 最初無言歌とドイツ・リートというはずだったんだ。 リハに現れた彼女は言った”無言歌が多すぎるは。やっぱり聴衆は声が欲しいのよ!“と無言歌の数をバサバサ切り捨て御免……..”いやー君が曲間に少し無言歌入れてくれたら声を休めさせられると言ったじゃないか…….“”そうだけどリートだから..オペラのアリアじゃないから…..大丈夫。私出ずっぱりのオペラでも平気だから…..“結局無言歌は消え有言歌になり“せっかくだからオペラ・アリアを……”結局アンコールで一曲弾いたかな。それ以来、無言歌ってプログラムに書いてあっても実現しないんだ。メンデルスゾーンの最初の録音の時からも長年”無言歌の呪い“という宿命だよね。何時も消えるんだプログラムから」 残念ながら宿命の通り「無言歌呪い」は東京でも…………. 宿命だの呪いだの書きましが「俺に金があれば、無言歌全曲録音して出版する。その前にベートーヴェンのヴァリイエーション全曲 そしてソナタ全曲……..それに…」「貴方絶対長生きしなくちゃ……私も健康に留意して貴方の無言歌をシリーズでやるは。でもその前にベートーヴェンよ!だって私にとってベンジャミン・フリスはなんたってベートーヴェンだもん」