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エリザベート国際コンクール2022(チェロ)の参加者が発表

自分も歳を取ってきたなと思います。齢を重ね、ますます苦み走ったいい男になったもんだと惚れ惚れするね。

とかだったらいいんですが、やっぱりなんか現実は単に老けただけのような気もする。自分が高校のころ現役バリバリでやられていた担任の先生がもはや引退なさっているあるいは校長先生をやられている、そういうのを知ってなんかこうガーンと頭を殴られたような気にもなるというものだ。ええっ!尾崎校長なのっ!!げえっ!!

ほーん、で、君は何がいいたいのって言われたら、エリザベート国際コンクールっていうとやっぱり「ピアノとヴァイオリン」というイメージなんですよ。っていうこと。それでもわからないというあなたのためにいうと、エリザベート国際コンクールっていう名前すら若すぎて、ほんとうはイザイ国際コンクールって言ってほしいのよ。ほら、イザイだよ!!最近オイストラフとギレリスが優勝したやつだよ!(いつの時代ですか)。

しかしエリザベート国際コンクールにも声楽部門に引き続いてチェロ部門がいつの間にか出来ちゃって、なんかこうだんだんついていけない感じ?ってほら、やっぱり歳はとりたくないですね。単に老けただけのような気もする。自分が高校の頃現役バリバリで・・・(以下エンドレス)

今年は5月9日から6月4日までチェロ部門が開催!参加者の総数は68名。男性48名で女性は20名。ふむ。昨今はXとかそういうのもあるんですが、そういうのはなしというわけだ。そしてなんと意外なことに今年はアメリカからの参加者が12名を数えるという。おもしろい。その次がドイツと韓国で9名ずつ。じもとベルギーは1名だけ。日本人は2名。やっぱり。

https://queenelisabethcompetition.be/en/home/

日本はチェロが弱いとはよく言われることです。若い二人はそのような前評判をぜひぶっ飛ばしてほしい。思い込みとかそういうのは壊されるためにある!!ほら、ハンカチ選手と松坂選手がCMで対談してますやんか!そういう意外性というか、おお!っていうのを若い方々にどんどん追求してほしいと思うんですよね。

というわけで、去年は「やるかやらないか」というところも焦点だったわけですが、今年はもうそういうのはない!!さあエリザベート国際コンクールチェロ部門、レディー、ファイッ!!の栄冠は誰の手に!

蛇足ながらエリザベート国際コンクールのロゴは「王」っていう漢字にそっくりだからそこのところも強く注目してほしい。わかっていらっしゃる。