この投稿は中村聡武氏インタビューの予告編です。インタビューの前半はこちらからお読み下さい。後半はこちらからお読み下さい。
第3弾は存在感を強める敏腕経営者
皆様、業界人突撃インタビューの時間がまた、やってまいりました。
第3弾は、泣く子も黙る、急成長を遂げている(コロナにつき今はちょっと小休止せざるを得ない状況ですが)、いま注目すべき音楽事務所の一つテンポプリモ。その創業者であり社長であられる中村聡武(なかむら としたけ)氏にご登場いただけることとなりました。・・・ん、どうもお写真が若いかな?と思った方は正解。上のお写真は創業してまだそれほど時間が経っていない2010年のものです。
テンポプリモは今年で創業12年目。知っている、というクラシック音楽ファンの方の数は日々増加していると思います。イヴリー・ギトリス、サラ・チャン、キングズ・シンガーズなどのコアなソリスト、アンサンブルの招聘を成功に導き、またガチガチのクラシックという枠組みを越え、もっと広いお客様への訴求力のある柔軟な企画なども通じて、クラシック音楽というジャンルをさらに活性化したい、と思っておられる(と私は理解している)稀有な存在、大先輩であります。
柔軟かつ過去に縛られない発想力も強み
サーカスとオーケストラを融合させた「シルク・ドゥ・ラ・シンフォニー」のツアーであるとか、「チャイコフスキーの三大交響曲一気出し」、あるいは「新世界とベートーヴェン第九」(ダブル第九!)公演など、従来の概念に縛られない素晴らしい企画を作られ、全国の多くのコンサートホールでチケットが完売という成功に導いて来られたのには畏敬の念を抱いております。
なんやそのプログラムは!!クラシック音楽に対する冒涜や!!っていう方もおられるかもしれませんが、そういう方はベートーヴェンの時代のコンサートのプログラムとか見たらいいと思いますよ。もっとずっとカオスですから。第九並べてみました、とか、チャイコフスキーなんなら3曲やっちゃいますか、なんてコンセプトがはっきりしていて素晴らしいですやんか。
武士は食わねど高楊枝、という言葉がありますが、それではいけない、ちゃんと食えてこそ好きなことが出来るのだ、ということは忘れてはいけないなと思っています。それをお教えいただける存在であります。映画で言えば「超高速!参勤交代」とか「殿、利息でござる!」なんかがオススメっていう感じでしょうか。書いていて自分でも意味がわかっていませんけれど。
前回、そして今回と連続して音楽事務所関係の方にご登場いただくこととなります。このインタビューコーナーでは今後も広くご関係者へ突撃させていただきたいと思っており、いまもコソコソと動いております。気力が続く限り、また皆様からのご声援をいただける限り、定期的に更新して行こうと思っていますので厳しく生ぬるく見守って下さい。
この業界を支える人たちの様々な考え、努力などをご覧いただき、皆様の明日への糧にしていただけたら、そういう場になることを願っております。時におふざけあり、時にシリアスな話あり、いろいろ緩急様々でやってきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社テンポプリモウェブサイト:
https://tempoprimo.co.jp/
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