ポール・ヘニングセンを知っていますか。
照明のデザイナーやでこういうの、と言われたら、あーなるほど、と思うかもしれないし、思わないかもしれない。
見たことがあるようだし、見たことがないようでもある。見たことのあるひとは見ているし、見たことのない人は見ていない。当たり前や。
ポール・ヘニングセン、デンマークの世界的な照明デザイナー(1894-1967)。この人がピアノをデザインしていたということはご存知ですか。知っている、と言う人の数はまたここでがくっと落ちるかもしれない。知っている、ということでやせ我慢している人もいるかも知れない。知らなかった人は、いさぎよく認めよう。さんはいっ!知りませんでした。
別にええんやで、知らなかったことは罪でもなんでもない。世の中は知らないことだらけなんやで。
というわけで北欧デザインのピアノ、どうですか。上の写真のピアノ。足が牛さんみたい?でかわいいね。公式サイトで上のピアノ以外面白い形をしたピアノが売ってるんで見てきて下さい。アップライトピアノもあります。
音も紹介されているから、聴いてみてください。
ヴァイオリンやギターの形がほぼ全く変わらないのと同じでピアノの形も(長さはともかく)、ほぼほぼ同じ。色もだいたい同じで、変形を繰り返すプリウスとは大違いだ。まあ同じ工業製品とは言え、大量に生産されて次々と乗り換えられる車とは違って、ピアノはそんなに買い換えないという意味でも、目新しさがそれほど求められないのかもしれませんね。ヤマハのCFXはちょっとおもしろいカーブがついていたりするんで目立つんですが。
それにしても昆虫みたいなデザインだなと思う。好きだと思ったらぜひ買って!!いま売ってるのは80625ユーロ!(1,050万円ぐらい)。たっか!・・・・たっか!!