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【地味に便利】グーグルで生年月日が表示されるようになっている。

あの人っていま何歳だっけ、そんな疑問、ありませんか?ありますよね。私はあります。あるっていいなよ、あるって言え!!なんで言えないんだ!!あるだろうよ!!!ゼーゼーハーハー。

取り乱してしまいました申し訳ありません。皆様はどうだかはともかくとして、このお仕事をしておりますと、生年月日というか、まあ誕生日までは厳密にわからなくてもいいんですが、生まれた年ぐらいは知っておきたいと思うことがあります。なぜなら聞かれるから。一般のお客様から、オーケストラのご担当者、コンサートの主催者の方々にまで、ひろく、この人って何年生まれ?と聞かれるのです。

で、お答えすると、ああ、と言葉に出るかどうかはともかく、なんとなく一瞬遠い目になる。その頭のなかで一体何がくるくるしているであろう、と思いますが、まあ、いろいろめぐるのですよ。「なるほど、35歳か、若造だな。(あるいは、もうおじいちゃんだな)」「74歳か。じゃあまだ大丈夫そうだな。」「219歳か・・・本当に人間かな?」)とかなんとか、思っておられることでしょう。何を隠そう何も隠さない私だってそうですから。

近年はポリティカルにコレクトなことが大変重要視されつつありまして、性別、あるいは国籍、人種、そういった事が仕事を左右するようなことがあってはならない、という風潮がかなり強くあります。なので年齢に関しても情報を開示していくのはもしかするとポリティカル&コレクトではないのかもしれない、と思いつつも、知っておくとなるほど、と思うことはあります。やっぱ人が芸術をするんですから、年齢によって変わりますもんね。「女性に年齢を聞くなんて、失礼しちゃうわっ!!キー!バリバリ!!」私の顔に傷が出来ました。

それに人の見た目と年齢は意外と一致しなかったりします。そういう意味でも、コンサートを運営する側としては知っておきたい情報ではあると思います。アーティストを主催者様に紹介するとき「この方は何歳です?」と聞かれて、27才ですね、と即答出来ればそれは信用となって跳ね返ってくるに違いない!!ギャハハハハハ!!!(本当か)

で、グーグル。グーグルが地味に便利になっていたのは、この生年月日、および満年齢が表示されるようになった、なっていた、という点でございます。いつからそうなったのかはわかりませんが、みんなも試しに検索してみなよ。日本語なら「ジョージ・ルーカス 年齢」とか「ジョージ・ソロス 誕生日」とかやってみなよ。出てくるから。うおー、地味に便利。どこから情報を引っ張ってきているのかは不安ですが、大きくずれていることはないでしょう。Wikipediaの情報は時として間違っているので要注意だ。

なお、ちゃんと「年齢」で検索したときは年齢が上に大きく出て二行目に小さく誕生日が出てくる。「誕生日」の場合はその逆。 いやあこれは便利だ。英語なら[Paul Smith age]とか[Greg Kelly born in]とか入れればよろしい。ちなみに故人の場合は享年が表示されます。

ここまで検索ワードに音楽家の名前がなぜか出ませんでしたけれど、クラシックの音楽家でもけっこうな確率で出てきますから安心して。