Blog

おもわず不安になってしまう写真たち

ねっ、松ぼっくりは閉じたり開いたりするんですよ?昨日のネタを信じられない猜疑心お強めの皆様のため、証拠写真を左に上げておきました。なおこの写真が不安になるというわけではありませんのであしからずご了承下さい。

というわけでみなさんおはようございます。大阪のそねざきけいさつしょの近くから本日は発信しております。

大阪駅の周りには横断歩道が少ない、そう気がついたのはわりと最近のことでした。すぐそこに目的の建物があるのに、ぐるっと回らないかん、あっちいってこっちいって、やれやれやっと着いたわい、ということになり、微妙に気持ちがよろしくありません。

アーティストとツアーをするとき、こういうのが地味にダメージになるということは覚えておいたほうがいい。つまり、駅からホテルまで、タクシーに乗る距離ではないので歩くとき。

先の方に建物が見えているからといって最短ルートを行こうとすると、大阪駅のような場所ではぐるぐる回る羽目になり、地味にヒットポイントが下がるんだな。グーグルマップは最短ルートを教えてくれますが階段や段差があったりするので、重たい荷物、スーツケースを転がしているアーティストにとって非常な負担となる場合があります。

可能な限り「ホテルから駅、駅からホテルまでのルートは下見をしておく。段差も少ないフラットなルートを見つける」が鉄則です。道路は意外とでこぼこしています。その段差も、4つ足コロコロを転がすアーティストにとってヒットポイントを削られる敵なのだ(おおげさやのう)。

で、なんの話かといいますと、お写真です。自分の常識は他人の非常識。場所が異なれば考えも替わるしセンスも違うし、文化も違う。日本で受けることがイギリスで受けるとはわからないしその逆もしかり。日本ではタブーとされていることもドイツではそうではないかもしれない。そういう前提で受け止めるべきなんだと思います。

でもこの写真はちょっと不安になってしまう、というお写真を本日はご紹介したいなと思ったわけです。オルレアン国際ピアノコンクールというのがまもなく開催されるんだそうですが、公式ポスターができたよ!というお知らせが来たんですよね・・・・。

うん、不安になるよこれ。ピアノをやっている人なら誰でもわかるパーツなんですけど、これをバーっと持たれても・・・。と、思わず不安になってしまった。普段はしっかりと固定されていて、ピアニストと言えど滅多に触ることのない部品でございますね。調律師のかたは始終さわっておられるかと思いますけれど、大量にこうやって持つことはないでしょうし、これがお花みたいでビューティフル、という感覚は持てないな、と思ったわけです。

コメント欄に、美しい、と書いておられる方がいて、やっぱりところが変われば考え方も変わるんだろうな、と思ったのでした。

ついでにもう一つ不安になる写真、こちら。オーケストラの集合写真。ちなみにニュルンベルク交響楽団です。公式サイトから拝借いたしました。

ドレスデン・フィルもわりと不思議な集合写真を使っていましたが、このオケのこの写真は・・・・不安にならざるを得ない。むしろ上のピアノのやつよりも不安になってしまう。そんなことないですか。なんで斜めなのか。どうして斜めになってしまったのか。

みなさん面白そうにやっていますけど、そしてドイツでは受けているのかもしれませんけど、日本人からしたらこれはちょっとなんか、大丈夫かなっていう気になるんですけど、みなさんはどうですか。えっ、不安になるのはわたしだけ?オッケーですか?クール?えっ、えっ?? ちなみに公式サイトにいってみてください。マウスオーバーで左右に動くからもっとのけぞる。

https://www.nuernbergersymphoniker.de/orchester/orchestermusiker.html

これで行こう、って考えたやつ誰や、出てこい、ケツバット20発や、と言いたい。ひたすらに問い詰めたい(うそですごめんなさい)。