猫派ですか犬派ですか。いやはや、世の中にはくだらないことを真剣に議論する人たちがいるものだ。猫だらうが犬だらうが、どちらでもよいではないか!!なお私は猫派ですのでそこのところよろしく。自宅に2匹猫がいます。白いのと茶色いのです。茶色い方は人が来るとさっと隠れます。白い方はすぐにゲーします。
犬について言えば、私の実家では大型犬を飼っていましたけれど、大変そうでした。特に老いて最期のほうはトイレも自分で行けないし、私の父はとても大変だったそうです。ついに大往生したという報があったときも、悲しみに暮れているかと思えば、思いの外すっきりとした感じで、見送った、という気持ちが強かったようです。
猫は犬と違い散歩に行く必要がありませんね。あと猫は必要以上にまとわりつきませんね。
しかし、この動画を見て日本の音楽関係者はどう反応するでしょうか。たぶん、一斉に、ありえない、と反応するのではないでしょうか。猫がリラックスしている。まあそれはいい、しかしステージ上でというのはいかがなものか。このへん、職業病かなと思いますけど、色んな事が気になってしまう。
猫アレルギーの人もいるかもしれない、演奏中にノイズ(鳴き声)が出たらどうする、とか、万が一猫氏がそのへんで◎◎や▲▲をしようものなら大変や。お客さんからクレームが来て大騒動に発展するのではないか・・・!!などなど、いろいろな思いが頭の中を駆け巡るに違いないのだ。可及的速やかに猫様にご退出をいただかねば。即座に舞台上および客席内部からご退出いただく手段を講じることでしょう。・・・・っていうかそもそも猫が建物の中にいる事自体が理解できずクエスチョンマークがうかびまくる。・・・何で君ここにいるわけ?
しかし私の常識はあなたの非常識。日本の常識はトルコでは通じないのかもしれない。けっこうみなさんこの状況を楽しんでいるご様子。こういうゆるーい感じ、わたしはわりと結構好きですけどね。日本みたいにがっちりとパシパシ決まっていて全てがオーガナイズされている風なのももちろん最高ですけど、激ユルな感じもまた好きです。
あれ?これどうなってんの?さあ?なんとかなるやろ、的なノリっていうかなんというか。こういうのばっかりだと私は気が狂うと思いますけど、たまにはそういうのもいいよね。
私のある友人はエレバン(アルメニア)でコンサートをした時、全てがいい加減でいきあたりばったりだったのでめちゃ面白かったそうです。「オーガニゼーション激ユル」。との報告を受けております。また別の友人が最近台湾に行ったそうですが、そこでのコンサートの裏側もめちゃくちゃで、笑うしかなかった、遊びに行ったはずなのになぜか自分が仕切っていた、と言っていました。
日本みたいにあまりきびしく締め付けすぎるのもどうかと思いますけれどね。ニャンニャンニャンニャンのニャン。