お魚・お肉・ご旅行ときて唖然としているところ、一家に布2枚っていうさらに高レベルなご発言が出まして、ものすごいなと。そんなんでいいんすか・・・・。いいんですか本当に・・・・・。みんなで拒否とかしたほうがいいんじゃないですか。声をあげてもいいんじゃないですかさすがに・・・。さすがに・・・。
良い子のみなさんは山中伸弥教授のウェブサイトを読んだりして、デマ、エセ科学、詐欺師などに惑わされ、騙されぬようお勉強をしましょう。はっきりしているのは、自分の身は自分で守らねばならぬ、ということなのだ。
さて、クラシック音楽はヨーロッパで発達してきた音楽です。それがロシアとかそのへんへと行き、アメリカや南米にも持ち込まれ、アジアにも入ってきた。近年は中東系の人たちの活躍も少しずつですが出てきました。トルコ系、ペルシャ系の人たちもポツポツと最前線で活躍している。チェロのキアン・ソルタニとかがそのいい例でしょうか。ただ、ソルタニもたぶん移民の家族の出だと思いますが。
アフリカ系の音楽家も出ていますが、大陸全体としてはやはりまだメジャーだとは言えませんでしょう。しかしいよいよ(?)アフリカ大陸にも、ショパン国際コンクールが!!おおおおうっ!!
アフリカ大陸は非常に大きく多様なので、大陸全体でひとくくりにするのは完全に間違い、というのは多分理解しているつもりですし、南アフリカという国は特殊な国だと思うのですが、それでもアフリカ大陸初(たぶん。間違っていたらごめんなさい)のショパン国際コンクールがってすごいやん、やるやん、やったやん!!ウェブサイトはこれです↓
https://www.sachopinpiano.com/
カテゴリーがジュニア・シニア・プロフェッショナルに分かれていて、それぞれ2007年生まれ、2002年生まれ、1985年生まれ以下の年齢の人が参加できます。
そして気になる審査員は4名。南アフリカから1名、シンガポールから1名。中国から1名、そして・・・・ピョートル・パレチニぃぃぃいいいいいっ!ショパンの国ポーランドの大御所がご参加ということでございます。なるほど。
このコンクールが開催されるのは今年の9月後半です(その頃には開催できるほどにコロナが収まっていればいいんだけれど)。なお、いまオンラインで応募できます。6月30日が締め切りです。
優勝賞金が書いてないなって一生懸命探してみたら、「入賞者の数と賞金は審査員が決める」とだけ書いてあって、よくわからない。もっとよく眺めると、間違っているかもしれませんが賞金総額はR115,000っぽいです。Rっていうのは多分「南アフリカランド」っていう通貨だと思うから、それを日本円に直しますと、約67万円ぐらい。総額67万円か・・・。これ、優勝賞金じゃなくて、入賞者全員に与えられる賞金の総額だからね。多分。
なので賞金ではなく名誉のため、あるいはアフリカを体験しに行く、という感覚が強めになりましょうか。(プロフェッショナル部門の参加費は150ユーロ、それに加えて「参加のための旅費、ホテル、食費は全部参加者もち」となっておりますので、日本から参加したら優勝したって足が出そう。)
南アフリカのツーリズムもセットで公式サイトが宣伝していますから、アフリカ行ったことないわ!っていう若者たち、ぜひご参加下さい。なお私もアフリカには行ったことがありません。たぶん、審査員と一緒に南アフリカを楽しめる、そういう雰囲気もあるんとちがいますか(適当)
で、会場はどこだどこだ、書いてないな、って一生懸命探したらGauteng、とだけ書いてある。これはなんだどこだなんのことだと調べてみたらどうもホールの名前ではなくて州の名前っすね・・・・ハウテン州っていうのか、ふむふむ・・・州都は・・・ってヨハネスブルグやんけ!!世界中で最も危険な場所の一つやんけ!!
もちろん、ヨハネスブルグで開催されるとは書いてないから、もっと安全なところの可能性もあります。じゃあなんでウェブサイトに書かれていないのかっていう疑問・・・・は、言いっこなしだぜ!
南アフリカに行ってみたい方、ポンテタワーの今を見てみたいという、危険すぎる勇気が炸裂している方、そういう向こう見ずな方のみにこのコンクールをおすすめしたい。
軽い気持ちで参加ボタンをクリックせず、まずはアフリカ旅行記とか、世界の危険地帯を旅行してみた、的な、やばい話が2行に1回ぐらいの高頻度で出てくるような恐怖のサバイバル本を20冊ぐらいまず読んで、それでもなお行ってみたい方だけにおすすめしたい。そう、自分の身は自分で守るよりないのだ。