2019.10.16(wed) クリストフ・ルセ&パリの仲間たち- Christophe Rousset and Friends

2019年10月16日 (水) クリストフ・ルセ&パリの仲間たち – Christophe Rousset and Friends

現代古楽シーンを牽引するカリスマ中のカリスマが、パリの仲間たちとともに来日!ヴェルサイユの輝き《マレン・マレの肖像》

マラン・マレはコロンブにヴィオールを、リュリに作曲を学んだ作曲家、指揮者、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者。幼い頃より才能を発揮し、太陽王と呼ばれ畏れられたルイ14世の宮廷ヴィオール奏者としても活躍した。フランス絶対王政の栄華を極めたヴェルサイユ文化およびその芸術の頂点を築いた偉人である。

今回クリストフ・ルセは、長年の盟友である酒井淳(チェリストにとって最高の栄誉の一つ、斎藤秀雄賞2017受賞)からの打診を快諾し、マラン・マレのプログラムを引っさげ来日。

フランス古楽器界を代表するカリスマ中のカリスマ、ルセがなんと「7年ぶりに来日する」というニュースはさざなみのように、大いなる期待をもってファンの間に伝わっているという。東京で一回だけとなるこの公演は、ヤマハホールで実施!!

建築されたばかりでまばゆく輝いていたヴェルサイユ宮殿に鳴り渡ったであろう絢爛豪華な音楽が、ここ銀座に降臨する!!古楽ファンのみならず、音楽を愛する人なら全員必聴のコンサートです!


日時:2019年10月16日 (水) 19:00開演 [18:30開場]
会場ヤマハホール(銀座)

《ヴェルサイユ宮殿の輝き、太陽王ルイ14世の豪奢!》
マラン・マレ:『組曲二長調』 ヴィオール曲集第1巻(1686)より
フォルクレ:『クラヴサン曲集』より(1747)
——
マラン・マレ:『二つのヴィオールのための組曲 二短調』より
マラン・マレ:『メリトン氏のトンボー』
マラン・マレ:『二つのヴィオールのためのシャコンヌ ト長調』

※曲目は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さいますようお願い申し上げます。

【出演】
クリストフ・ルセ(チェンバロ)
酒井淳(ヴィオラ・ダ・ガンバ)
マリオン・マルティノ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)   

全席指定 一般前売 5000円 [フレンズ会員4500円] 当日5500円
プレミアム席 7000円 学生券1500円(10枚限定・23歳以下)

※MCSフレンズ会員のみがご購入いただける特別チケットあり!
フレンズ会員の詳細についてはこちらのページをご覧ください。 

問合せ:MCS 03-3473-2880 (平日10:00-17:00)

ちらしPDF(1.3MB)をダウンロード

Christophe Rousset & Friends

Wed 16th Oct 2019, 19:00
YAMAHA Hall, Tokyo

Christophe Rousset, harpsichord
Atsushi Sakai, viola da gamba
Marion Martineau, viola da gamba

PROGRAM
Marin Marais :  From « Pièces à une et à deux violes, Livre I (1686) »
Forqueray: Pièces de clavecin (1747)
Marin Marais : From  « Pièces à une et à deux violes, Livre I (1686) »
Marin Marais : Tombeau de Mr Méliton
Marin Marais : Chaconne en sol majeur pour deux violes et basse continue (XIX)

PRICE
5000JPY

TICKET
mcsticket@mcsya.org / TEL +81-(0)3-3473-2880

主催:MCSヤング・アーティスツ / Presented by MCS Young Artists
後援:日本ヴィオラ・ダ・ガンバ協会 / Supported by Viola da Gamba Society of Japan

会場住所 / Venue:東京都中央区銀座7-9-14 [TEL: 03-3572-3171]
会場地図 / MAP:

日本ツアー2019 – Japan tour

《横浜 Yokohama》10.17(木)11:30 フィリアホール
《名古屋 Nagoya》10.20(日)15:00 宗次ホール
《大阪 Osaka》10.23(水)19:00 フェニックスホール
《米子 Yonago》10.24(木)18:45 米子市文化ホール

略歴

■クリストフ・ルセ / Christophe ROUSSET, harpsichord
フランス・アヴィニョン生まれのチェンバロ奏者・指揮者。パリのスコラ・カントルムにおいてユゲット・ドレフュスに、ハーグ王立音楽院においてボブ・ファン・アスペレンに師事した。1983年にブルージュ国際チェンバロコンクールに優勝。それと同時にオーディエンス・グランプリを獲得したのは、スコット・ロス以来の快挙であった。

 1991年に古楽演奏団体「レ・タラン・リリク(Les Talens Lyriques)」を創設、ラモーをはじめとする17世紀、18世紀の楽曲の演奏に力を注いでいる。タロン・リリクを率いてパリ・オペラ座、シャンゼリゼ劇場、アムステルダム・コンセルトヘボウ、ウィーン国立歌劇場、アン・デア・ウィーン劇場、ブリュッセルのモネ劇場、ボザール、ロンドンのウィグモア・ホール、バービカン・センターなどで演奏してきた。また世界最高のチェンバロ奏者、室内楽奏者の一人として、クープラン、ラモー、フォルクレ、デュフリ、スカルラッティやJ.S.バッハなどの作品を録音しており、広く称賛を受けてきた。

■酒井 淳 / Atsushi SAKAI, viola da gamba
名古屋生まれのチェロ奏者・ガンバ奏者・指揮者。1986年に渡米。中島顕氏、堤剛氏、H.シャピロ氏に師事した後に渡欧。パリ国立高等音楽院でP.ミュレール氏に師事し、首席で卒業。同音楽院在学中から並行してバロック・チェロ、ヴィオラ・ダ・ガンバをC.コワン氏に師事する。レ・タラン・リリク、ル・コンセール・ダストレといった古楽アンサンブルの通奏低音奏者として、数々の演奏会やCD録音に参加。室内楽にも力を注いでおり、シット・ファスト(ガンバ・コンソート)やカンビニ弦楽四重奏団の創立者としても活躍している。

 シャンゼリゼ劇場、ウィーン・コンツェルトハウス、アムステルダム・コンセルトヘボウ、シャトレ劇場他、欧州の著名な演奏会場に出演。ソロでは、フランス・ヴィオール音楽のスペシャリストとして高く評価される。2015年にはフランスのアパルテ・レーベルよりフォルクレのCDをリリースし、朝日新聞紙上に「豪壮で憂愁濃く、魔性と情念渦巻く世界へ」との評が掲載された。近年、指揮ではフランスのディジョンやリールのオペラ座、オペラ・コミック座でシャルパンティエやモーツァルトなどのオペラを上演し、成功を収めている。現在、桐朋学園大学特任教授。

■マリオン・マルティノ / Marion MARTINEAU , viola da gamba
パリ国立高等音楽院でチェロをロラン・ピドゥに学んだ。その後クリストフ・コワンにヴィオラ・ダ・ガンバを学んだ。フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団と頻繁にチェリストとして活動する一方、フランスの古楽アンサンブルのタラン・リリク、ストラディヴァリアやシット・ファスト(ガンバ・コンソート)、ル・コンセール・ダストレなどでガンバを演奏し、注目を浴びている。