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コンサートの作り方の裏面シリーズ。雑誌広告。

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ぶらあぼ9月号(8/18発行)に広告を出します。

ぶらあぼという雑誌は本当によく出来ていると思っています。情報過多なこの東京の音楽シーンを(多分)ほぼ網羅していて、誰でも無料で手にできるし、お客様にとってみればどういうコンサートがやっているかということを知ることが出来るし、主催者にとってみても、他の主催者の方々がどういったコンサートを計画しているかも見えます。

みなさん頭をひねって、知恵を絞って、面白い公演をやろう、効果的に宣伝しようとしておられますよね。だから必ず毎月目を通します。

MCSも広告を時々出しています。飛び込みで「新聞に広告出しませんか」という広告代理店の方からの営業電話も受けますが、いまんところ資金面でも厳しいものがあり、ぶらあぼに時々広告をご掲載いただくぐらいしか出来ておりません。ずびばせん(すいません)ね。

来月号、つまり今月発行の号に広告が出ますので、手にとって探して頂けますと幸いです。

広告を作るには、まず文字情報を作って、入れてほしい画像を選んで、デザイナーの方とやりとりをせんければならぬのです。デザイナーの方からデザインした広告が来ましたら、校正であります。校正校正、また校正。校正ってすごく大変なんですよ。

私は基本的に細かい仕事が得意ではないのです。つまり校正をするのが苦手です。校正というお仕事をされている方は本当にすごいと思います。誤字脱字とか、曜日の間違いの指摘とか、漢字とか送り仮名とか、そういう事をビシバシ指摘されるのは本当にすごいことだと思います。

本業の方は、置き時計が〇〇ページでは机に乗っていたはずなのに△△ページではベッドサイドに置いてあることになっているがいいのか、とかこの登場人物は左利き設定のようだがどこそこでは右手を使っているようだとか、そういう矛盾点も指摘、とかどっかで読んだことがあり、校正さんすげえ、とブルッとしたことがあります。

広告って、電話番号とか固有名詞とか、チケット代金とか公演日曜日時間など、まちがったらアウトな情報が小さい字でいっぱい載りますから、それこそ口にだしてぶつぶついいながら紙に印刷したりタブレットでスタイラスペンを片手に校正していくわけです(←タブレットはまだやったことない)。

で、うわーって真っ赤に修正依頼を書いてデザイナーの方に提出、戻ってきた修正校をまたうわーって真っ赤にして、っていう作業を何度か繰り返して、ようやく完成するわけです。完成したら、入稿っちゅう作業もするんですよ。これで掲載してや、っていうやつです。広告ってだいたいイラストレーターで作りますから、ウィンドウズで作ったかマックか、イラストレーターのバージョンは何かなんてことも書いて提出(デザイナーの方から直接入稿してもらうこともある)するんである。

なお、上の画像は校正中の広告の一部です。書式が違うわとかそういう厳しいことはおっしゃらないで許して。キャッ・・!ってぶりっ子ちゃうわ。

今回の広告でも、やれやれ出来たな、と思った後に曜日の間違いを最後に発券してしまって、ぐっはあああ、チーン!ということになったわけです。ちなみに発券という漢字は間違いで発見が正しいです。

そういうこと。