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一心不乱にキーボードを打ち続けること。アン・デア・ウィーン劇場編

皆様おはようございます。今日はクリストフ・ルセ&パリの仲間たち東京公演の先行発売日です。フレンズ会員の皆様、メルマガ顧客の皆様、ご予約を、お忘れなく、お願いいたします。

さて、一心不乱にキーボードを打ち続けることっていうご経験は、みなさまお有りでしょうか。一心不乱に、酔ひもせず。

私はあります。といいますか、毎日がキーボードとの格闘です。私ったら、いろんな人にメールをしたり、ペーパーワークをやっつけたり、ウェブサイトの更新に励んだりしています。このブログもそうだね。家内工業なもんで、ウェブサイトは自分で作ったったんですよ。MCSのサイトは見栄えが悪いとか、読みにくいわとかそういうご指摘もあるかと思いますが、なんせ自分でカチカチキーボードと格闘した結果の、とりあえず最低限は動いている、という状態なもんで、お許しを乞いたい。ごめんなさい。ああっ、それでもお怒りになる。そういうことでしたらお暇を頂戴いたします。探さないで下さい。

帰ってきました。さて、一心不乱にキーボードを打ち続けた結果の、くだらない話をきいてやってください。それにしても、また脱線しますが、キーボードっていうのは凄い発明だなと思いますよね。誰が考えたんでしょうね。今後これを超える入力システムとかが発明されるような事はあるのだろうか。キーボードで日本語の入力をしていると、外国人アーティストが寄ってきて、うわ、どうなってんのやそれは、おもろいおもろい、といいながらニヤニヤ笑ってみることもあります。

スマホでフリック入力とかすると、やっぱり、うわっうわっ、それはどないなっとんのや、とまたニヤニヤ。日本語をなめるんじゃないよ。と凄んで見せますと、オオウって肩をすくめ面白くなさそうに去っていきます。

中国人の友達はいまのところいませんから中国語の入力がどうなっているのかはよくわかりませんが、韓国語は見たことがある。10年ぐらい前に韓国人の人にハングルの入力を見せてもらったことがありますけど、ようわかりませんでした。めっさ入力が早くてうわー、早いな!って間抜けなコメントをしたように記憶しています。でも自分はそんなに早くないよ、的な答えが帰ってきて、ほええって、思ったんだったと思いますよ。そして多分、日本語を見る外人さんとおんなじようにニヤニヤわらって突っ立ってたんだと思いますよ、私。

さて、私はクリストフ・ルセのチケットを発売すべく、あちこちの準備をしまくっていました。そして、あんなことこんなことをしているうちの一つに、プロフィールの和訳とかそういうこともしていたのですが、キーボードを叩き続けたその結果、なんと誤字が発生しているということに気がついたのは、ちらしを印刷し始めて30枚ぐらい経ったところでした。

すわっ!ってこう、ありきたりの、使い古された言葉を口に出して印刷停止ボタンをボチー!!

ああまた裏紙が出来たわ、と嘆息しながら、文字の打ち直しをしたのでした。クリストフ・ルセのプロフィールに書かれていた、アン・デア・ウィーン劇場、というその言葉が、案・出會・ウィーン劇場になっていたのである。

これは恥ずかしい。穴があったら入ってしまいたい。顔を朱色に染めた私は、さっと椅子に座るとアン・デア・ウィーン、と打ち直し、再び印刷ボタンをボチー!したのであった。今日はいい仕事したな、そう思いながら、キーボードを再び叩き始めたのでした。誤字はなかなか減らない。そう思ったのでした。