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コンサートはいつごろ決まるのか

世の中にあまたあるコンサート、特に私はクラシック音楽に関わりあいのある生活を送ってきていますから、そういう系のコンサートっていうのは、いつごろ決まっているのだろうかっていうことには興味があります。ご興味、おありではありませんか。

「コンサートって、誰がどうやって、いつごろ決めているんだろう。」

今日は「いつ」のことを少し考えてみましょう。不思議ではありませんか。コンサートは、いつ決まるのだろうか。

販促のために世の中に広告となって、あるいは雑誌、新聞の記事となって、あるいはダイレクトメール、メールマガジンなどで情報が出てくるのは、オペラとか大きな公演の場合は1年前とかだったりすることもありますが、たいていは公演の半年前から3,4ヶ月前ぐらいだと思います。

しかし決まるのはいつか。もっと前です。もちろん。現実問題として、私はいませっせと日本国内のコンサート主催者の皆様のところに足を運んだり連絡をとったりしておりますが、その中でやはり会話に出ますのが、いつぐらいに次年度(いまで言えば、2020年4月から2021年の3月まで)の公演を決めているのですか。という話題。

いったいいつぐらいだと思いますか。私が知っている早いところは、2年前の11月末が締め切り、というところがあります。うおー早すぎる!とも思うのですが、それはもちろん、考え方や経験に基づいて決まっているのでしょう。

反対にめちゃ遅いというところもあります。いやいや、来年のことなんか話しはったら鬼が笑いまっせっていうところもあります。私の前職であるところの武蔵野文化事業団もどちらかと言うとけっこう遅くに決めていました。

「めちゃ早い」ところの考え方というのは、おそらくですが、いい企画は他に取られる前にさっと掴んでしまう。っていうことなんじゃないかと思います。その反対に遅いところは、全部のカードが出揃ってから決めたい、とか、残り物に福があったりするよね、的な考えで動いていたりします。

あと、最近は中国がクラシック音楽ビジネスの世界の中心となりつつありますが、中国という国は、決まるのがめちゃ遅なのです。なので、ぎりぎりになって(半年ぐらい前になって)、中国の話が決まったから、という理由で、じゃあ日本にも行けないか、そういう人たちもいます。そういうときに面白い話が結構やってくることもあります。しかしこういう感じで面白い話がきても、すでに全部公演内容が決まっちゃっている、そういう理由でダメダメダメよということも多く、なかなか難しいものだと思いますよ。

この世の中はとかくに生きにくいのであります。すなわち、こういうことです。

智に働けば角が立つ。情に掉させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。

・・・ようわからんけど夏目最高やな!