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「歴代作曲家ギャラ比べ」の韓国語版が出ました

商魂たくましくて申し訳ございません。たくましいっていうか、自意識が過剰であるとしてもよろしいかもしれません。

私が2020年に書きました「歴代作曲家ギャラ比べ」という本がございまして、それは何かといいますと、大作曲家たちの稼ぎを延々調べそれを現代の日本円にそろえてみました、という内容の本なのです。多くの方に楽しくお読みいただきたい、クラシック音楽に深い知識を持たずともお楽しみいただきたいという思いで書かせていただいたものなのです。それがなんとこのたびですね、準備はよろしいか・・・韓国語に翻訳され、発売されました!!

おお!!めでたい!おめでとうおめでとう!

「韓国で出版される」と聞いていましたところ、ついに出た、ということで実際の本をお送りいただきました(上の画像)。そして韓国のネット通販のリンクも教えて頂きました。教保文庫、そしてYes24というところです。

http://www.kyobobook.co.kr/product/detailViewKor.laf?ejkGb=KOR&mallGb=KOR&barcode=9791168620223&orderClick=LEa&Kc=

http://www.yes24.com/Product/Goods/108948213

おお、、、売っている(当たり前や)。

もともと縦書きだったのが横書きになっていて不思議な感覚。装丁やタイトルも若干違っていて、上記ページをグーグル翻訳にかけますと「うまく行くモーツァルトのギャランティはいくらだろうか?」みたいな題になっているようです。韓国ではモーツァルトが誰よりも人気だからこういう名前になったのかな、と想像力をたくましくしています。

また「うまく行く」っていうのは「元気な」とか「よく出る」とかそういう訳になることもあって、浪費したってことかな?たくさん稼いだってことだろうか?いや、めちゃポジティブな人っていう意味だろうか?と、ここでも想像力を膨らます私であった。なおグーグル様は「山根悟郎著」とせず「山根五郎地獄」としてくだすっていて、著者は地獄の使者なのか、それとも地獄のような苦しみのうちに書いたのであろうか、穏やかではない。

あと面白いなと思ったのは定価16000ウォン(1600円ぐらい)なのですが、どちらのサイトでも10%引きの14400ウォン(1440円ぐらい)で売っているところです。韓国では新刊本も割引で売ってよいということでしょうね。新刊は定価、に慣れている日本人からすると新鮮です。

この本を目に留めていただいたこと、翻訳しようと思っていただいたこと、そして本当に翻訳してくださったこと(チョン・ウンヒ様という方だそうです)、出版にあたって関わっていただいたご関係者の皆様に大大大感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

韓国の皆様、ぜひ買って読んで下さいね!
한국의 여러분, 꼭 사서 읽어 주세요!(エキサイト翻訳)